大英産業【2974】のIPO抽選申込どうする?
作成:2019/04/29 更新:2019/06/10
目次
大英産業 IPOの紹介
(※2019/06/10更新)
コード | 2974 |
---|---|
大英産業(株) |
|
市場 | 福証本則 |
事業内容 |
北九州市を中心とした |
公募売出 価格 |
1520円 ※仮条件の上限 |
上場日 |
2019/06/04 |
初値 06/04 |
1330円 -12.50% |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
大英産業 の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2019/05/20(月)~05/24(金)まで
IPOの申し込み期間は約5日間とかなり短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
450,000株
(内訳)
公募: 312,000
引受人の買い取り引受による売り出し: 123,000
オーバーアロットメントによる売り出し: 15,000
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
※データが少ないので東証の過去データと比較します
想定発行価格と仮条件の価格
(※2019/05/22更新)
想定発行価格 1500円
仮条件の価格(05/16) 1420~1520円
大英産業の強み
※独自の見解などを含みます。
- 九州各地における地主や不動産仲介業者との信頼関係
※50年に及ぶ社歴と販売実績
※恵まれた条件を持つ土地情報の早期取得が可能 - ライフスタイルに合わせた提案
※(マンション)レジデンス、グラッセ、テラス、イクシア、バイズ
※(住宅)サンコート、オーガニックハウス、フォカーサ - 土地情報収集力と選定力・建物プランの企画力をトータルで提案
<管理人コメント>
北九州市を中心とした事業展開をしています。
以下は、2018/09期の売上高に対する各事業の内訳です。
マンション事業と住宅事業で約半々となっております。
直近の決算状況と業績の推移
クリック>>業績データを開く/閉じる
以下、連結決算。
2017/09 | 2018/09 | 2018/12 (第1四半期) |
|
---|---|---|---|
売上高 (百万円) |
23397 | 27832 | 3669 |
経常利益 (百万円) |
1030 | 972 | △ 260 |
当期純利益 (百万円) |
725 | 583 | △ 175 |
1株当たり 配当額(円) |
- | - | - |
1株当たり 当期純利益(円) |
246 | 198 | △ 59 |
※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2017/09 | 2018/09 | 2018/12 (第1四半期) |
|
---|---|---|---|
売上高の 前年同期比 |
- | 18.96% | -86.82% |
経常利益の 前年同期比 |
- | -5.63% | -126.75% |
以下、単体決算
2014/09 | 2015/09 | 2016/09 | 2017/09 | 2018/09 | |
---|---|---|---|---|---|
売上高 (百万円) |
18987 | 22528 | 25270 | 23271 | 27664 |
経常利益 (百万円) |
638 | 724 | 856 | 998 | 956 |
当期純利益 (百万円) |
299 | 404 | 579 | 701 | 574 |
1株当たり 配当額(円) |
50 | 50 | 75 | 75 | 293 |
1株当たり 当期純利益(円) |
1524 | 2060 | 2955 | 239 | 195 |
※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2014/09 | 2015/09 | 2016/09 | 2017/09 | 2018/09 | |
---|---|---|---|---|---|
売上高の 前年同期比 |
- | 18.65% | 12.17% | -7.91% | 18.88% |
経常利益の 前年同期比 |
- | 13.48% | 18.23% | 16.59% | -4.21% |
<管理人コメント>
売上高は一時的な鈍化を伴いつつも拡大傾向になっています。
経常利益は小幅ながらも拡大傾向にはなっているでしょうか。
2018/12時点では売上高が小さく、経常利益も赤字となっていますが詳細な説明がないのでよくわかりません。
ただし事業の性質上、物件の引き渡しが多い9月に業績が偏る傾向があるそうなので、第1四半期時点では売上が少ないのは理解できないこともないです。
ちなみに昨年第1四半期の状況が比較できないので確認もできていません。
・連結子会社の詳細
子会社化/設立 | 会社名 | 所在地 | 事業内容 |
2014/09 | 株式会社リビングサポート | 北九州市 | マンション事業 |
2017/12 | 株式会社大英工務店 | 住宅事業 |
新規発行による手取金の使途
新規発行による手取金の概算額 424,560千円
第三者割当増資の手取概算 20,700千円
借入金返済 445,260千円
※2019/08に竣工する「サンパーク長者原駅前グラッセ(福岡県55戸)」のプロジェクト資金
残額 0 円
大英産業 の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 好条件の用地を安定して仕入れられる体制構築
※土地情報網拡大、用地選定基準の厳格化 - 賃貸マンション販売における顧客開拓
※当面は積極的な展開は控える方針
※資金力をもつ個人、法人との接触や金融機関の審査基準が厳しいなどの課題あり - タウンハウス分譲事業の拡大
※複数の木造一戸建てが連なって長屋のような外観で分譲マンション同様に区分所有する住宅
※生活イメージの想起促進を行い購入意欲を喚起する - マンション総合管理事業の拡大
※IT導入によるサービス向上 - 住宅事業においてより幅広い顧客層を獲得
※2018/09期 デザイン性の高い高価格帯のオーガニックハウス販売開始 - 規格型注文住宅の知名度向上、商品ラインナップ拡充
※2018/04 VRを駆使したプランニングができる店舗「CASA STUDIO」オープン - 他の県への進出も視野に入れたエリア展開
※現在は北九州市を中心に福岡都市圏、熊本市内 - 土地分譲事業の拡大
※当面は取引先の確保が課題
<管理人コメント>
以下は、2018/12時点の売上高に対する内訳です。
とりあえず掲載しておきますが、年間では業績の偏りが大きいためか、第1四半期時点での売上がとても小さいのであまり参考にならないかもしれません。
マンション事業の割合が少ないですが、この期間では引き渡しできる新規竣工物件がなかったようです。
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 | 役職、関係性など | 所有割合 | ロックアップ |
---|---|---|---|
大園 信 | 代表取締役社長、 子会社の役員 |
44.40% | 180日間 保有分売出 (4.02%) |
一ノ瀬 知子 | ※A、※B | 25.29% | 180日間 保有分売出 (7.91%) |
大園 英彦 | ※B | 9.24% | 180日間 |
つむぐ株式会社 | ※C | 8.78% | 180日間 |
大英産業従業員持株会 | 2.24% | ||
以下続きを開く/閉じる | |||
宮地 弘行 | 専務取締役、 子会社の役員 |
1.61% | 180日間 |
一ノ瀬 謙二 | 常務取締役、 子会社の役員 |
1.28% | 180日間 |
岡本 達暁 | 取締役 | 0.77% | 180日間 |
茅原 嘉晃 | 取締役 | 0.77% | 180日間 |
竹内 和紀 | 取締役 | 0.77% | 180日間 |
上記合計 | 95.15% |
※A 常務取締役の配偶者
※B 代表取締役社長の二親等以内の血族
※C 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社
180日のロックアップ期間:2019/11/30
90日のロックアップ期間:2019/08/27
※上位以外での90日ロックアップあり
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 | 役職、関係性など | 株数 | 割合 |
---|---|---|---|
一ノ瀬 知子 | ※A、※B | 65000 | 2.00% |
大園 信 | 代表取締役社長、 子会社の役員 |
58000 | 1.79% |
合計 | 123000 | 3.79% |
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
長年の実績による情報収集などは強みのようですが、マンションと住宅、2つの柱があり、その他様々な事業展開でも強みを活かしたものとなっており、今後に期待したいところでしょうか。
不動産関連としては、労働者不足など建築コストの高止まり、そして来年は増税後の反動などは要注意でしょうか。少子高齢化による新築住宅市場の縮小も気になるところです。
ロックアップはしっかりしており特に問題ありません。
ベンチャーキャピタルによる売り出しは心配ありません。
福岡証券取引所での上場ということでなかなか過去事例との比較は難しいですが、東証の事例と比較すると公開株数は少ない方です。
年間を通して業績の偏りがあるようなので今期の状況はよくわからず今後の見通しはもよくわかりませんが、とりあえず直近の業績は拡大傾向を維持しています。
福岡証券取引所のみでの上場となり需給がどうなるかよくわかりませんが、公開株数が少ない方であることを考えるとそれなりの上昇に期待したいところですが、どうでしょうか。
来年は増税の影響が気になることや新興企業ということでもないので期待のし過ぎは禁物かなとは思います。 ※
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
(※2019/05/23更新)
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | エイチ・エス証券 |
引受 | SMBC日興証券 |
引受 | 岡三証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | FFG証券 |
引受 | 西日本シティTT証券 |
引受 | マネックス証券 |
引受 | ひろぎん証券 |
裏 | 岡三オンライン証券 |
個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますのでとりえずポイント狙いで申し込みしておくのは良いと思います。
※2019/05/23 追記
目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!
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結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。
口コミ評価など
<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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