識学【7049】のIPO抽選申込どうする?

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識学【7049】のIPO抽選申込どうする?

 

 

shikigaku-ipo

作成:2019/01/18 更新:2019/02/25

識学 IPOの紹介

(※2019/02/25更新)

コード 7049
会社名

(株)識学
※しきがく

市場 マザーズ
事業内容

独自の「識学」理論を用いた
組織マネジメントコンサルティング。
クラウドによるプラットフォームサービス提供。
※識学クラウド

公募売出
価格
1800円
※仮条件の上限
上場日

2019/2/22

初値
02/25
4550円
+152.78%

 

point<管理人コメント>

識学」は(株)識学が独自開発した組織マネジメント理論のこと。ヒトの思考の癖から生じる誤解や錯覚が個人、組織のパフォーマンスを低下させる要因になっており、識学を導入し、誤解や錯覚を生ませない環境をつくることで組織のパフォーマンス向上を目指すもののようです。

 

・識学によって組織はどう変化するのか?

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

識学 の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2019/02/06(水)~02/13(水)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約8日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

ipo-kabucom-banar

 

 

IPO抽選対象の株数

 

379,500株

 

(内訳)

公募:240,000
引受人の買い取り引受による売り出し:90,000

オーバーアロットメントによる売り出し:49,500

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

shikigaku-ipo-maza-zu
shikigaku-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2019/02/25更新)

想定発行価格 1640円
仮条件の価格(02/05) 1640~1800円

 

 

識学の強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 自社開発した理論の独自性
    ※個人のやる気を重視する従来の手法とは逆のアプローチ
    ※一般的な研修は一般社員層がメイン。識学メソッドは経営陣、幹部層がメイン
  2. マンツーマン形式を主としたトレーニングカリキュラム
    ※確実性、即効性が高い。経営層向け。
  3. 汎用性が高く様々な組織規模、多業種へ適用可能
    ※サービスの大幅な改変なく可能
    ※プロスポーツチーム、大学の部活動、歯科医院、接骨院などの実績あり
  4. 幅広いサービス展開
    ※一般社員、新卒社員向け、定着・仕組化でリピートあり
  5. クラウドを活用したストック型のビジネスモデルあり
    ※識学クラウド(組織診断、動画トレーニング、評価制度、日常業務タスク管理)

 

point<管理人コメント>

 

 

以下は、2018/02期の売上高に対する各事業別の内訳です。
shikigaku-uriageuchiwake

 

 

・要 潤さんによるスペシャル動画

 

 

直近の決算状況と業績の推移

shikigaku-gyouseki

  2016/02 2017/02 2018/02 2018/11
(第3四半期)
売上高
(百万円)
120 318 755 907
経常利益
(百万円)
3 △ 8 69 202
当期純利益
(百万円)
2 △ 7 42 127
1株当たり
配当額(円)
- - - -
1株当たり
当期純利益(円)
188030 △ 3 19 58

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※2015/03設立。

 

  2016/02 2017/02 2018/02 2018/11
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 165.00% 137.42% 20.13%
経常利益の
前年同期比
- -366.67% 962.50% -192.75%

 

point<管理人コメント>

設立間もないこともあって業績の推移を判断することは難しいですが、 売上は拡大しており、経常利益も黒字で伸び幅を拡大しており、順調な様子です。

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

shikigaku-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 356,112千円
第三者割当増資の手取概算 74,424千円

 

広告宣伝費 222,250千円 

※認知度向上、サービス提供エリア拡大を見据えた集客、TVCMや雑誌などのメディアへの広告宣伝費 
事業拡大の人件費 208,240千円 
※講師人材等の確保のための人件費
残額 46千円 
※広告宣伝費に充当予定

 

 

識学 の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 認知度向上による利用者拡大
    ※識学の理解、広告宣伝
  2. サービス提供エリア拡大
    ※全国展開、広告宣伝
  3. 顧客層の拡大、ニーズに対応したサービスの開発・拡充
    ※企業、企業以外、個人での活用(ビジネススクール形式)、M&A・事業継承等への活用
  4. ストック型のプラットフォームサービスの利用者拡大で収益基盤強化

 

point<管理人コメント>

 

2018/11時点の売上高に対する各事業の内訳です。
shikigaku-uriageuchiwake2
プラットフォームサービスが伸びているのが確認できます。ストック型ビジネスであり、利用ID数により収益も大きくなる可能性があります。経営層へのマネジメントをきっかけにプラットフォームビジネスを拡大していくことが今後の大きな成長拡大につながるかもしれません。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
安藤  広大 代表取締役社長 37.31% 180日間
保有分売出
(1.05%)
福冨  謙二 従業員 25.95% 180日間
保有分売出
(13.64%)
株式会社ARS ※A 16.60% 180日間
K&Pパートナーズ2号
投資事業有限責任組合
  10.48% 90日間、1.5倍除く
梶山啓介 取締役 1.92% 180日間
株式会社ベクトル ※B 1.22%  
Team Energy株式会社   0.96% 180日間
株式会社五十畑   0.96% 180日間
REGAIN GROUP株式会社   0.96% 180日間
株式会社チェンジ   0.96% 180日間
池浦良祐 取締役 0.96% 180日間
上記合計   98.28%  

※A 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社
※B 関係強化で事業シナジーを発揮することを期待した第三者割当

 

180日のロックアップ期間:2019/08/20

90日のロックアップ期間:2019/05/22

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

上記2つのロックアップについては合意ではなく約束と明記されています。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除、期間短縮できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
福冨  謙二 従業員 81000 3.54%
安藤  広大 代表取締役社長 9000 0.39%
合計   90000 3.93%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

独自理論ということで理解するのは難しいですが、その独自性はこれまでのアプローチとは違う側面があるということは理解できました。設立間もないですが、売上、利益ともに順調に拡大していることからも、既存顧客からはその効果や信頼を得ているのだろうと思います。クラウドサービスの利用も拡大してきているようなのでさらなる成長拡大に期待したい会社です。

 

 

ベンチャーキャピタルによる売り出しは心配ありません。

 

マザーズ市場としては公開株数は多くはないです。

 

過去にマザーズで同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2018年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
9271 和心 03/29 464,600 1,700 4,555 167.94%
9272 ブティックス 04/03 476,100 1,350 3,210 137.78%
6579 ログリー 06/20 476,100 1860 4635 149.19%
4390 アイピーエス 06/27 368,000 3900 6670 71.03%
4389 プロパティデータバンク 06/27 434,700 1780 4100 130.34%
4394 エクスモーション 07/26 418,600 3340 5000 49.70%
3496 アズーム
09/20 316,200 3000 6400 113.33%
7039 ブリッジインターナショナル
10/03 351,600 2310 4920 112.99%
4424 Amazia 12/20 339,800 1,320 1,756 33.03%
7037 テノ.ホールディングス 12/21 402,500 1,920 2,400 25.00%

 

事業内容により様々ですが、これまでの実績ではこの公開株数規模であれば大きな初値上昇も期待できるものになっています。
ただし昨年末にかけてIPO市況が明らかに変化したのを感じるものとなっており、「Amazia」 、「テノ.ホールディングス」は、初値の上昇幅が小さかったという印象です。

 

2019年の一発目の案件は、間が空いていることやご祝儀的なものもあってか初値は上がりやすいメリットはあると思います。
・2018年の一発目(J-REITを除く)は以下のとおり

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
4380 Mマート 02/23 675,500 1240 5380 333.87%

 

業績の伸びは期待できそうですし、公開株数も多くはないということで初値上昇にも期待したいところです。

 

年明け以降、相場全体の地合いとしては底堅い動きで落ち着いてはいるものの、まだ微妙な状況は続いていると思いますのであまり期待しすぎない程度で見守りたいところです。

 

とりあえず2019年の一発目ということで、今後のIPO市況を見極める上でも注目したいと思います。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 SMBC日興証券
引受 SBI証券
引受 マネックス証券
引受 楽天証券
引受 松井証券
引受 いちよし証券
引受 エース証券

 

ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい






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