すららネット【3998】のIPO抽選申込どうする?

更新: 2017/12/19
目次
すららネット IPOの紹介
(※2017/12/19更新)
| コード | 3998 | 
|---|---|
| 会社名 | (株)すららネット | 
| 市場 | マザーズ | 
| 事業内容 | インターネットを通じた | 
| 公募売出 価格 | 2040円 ※仮条件の上限 | 
| 上場日 | 2017/12/18 | 
| 初値 12/19 | 4345円 +112.99% | 
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
すららネットの株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考
2017/11/30(木)~12/06(水)まで
IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。
※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。
IPO抽選対象の株数
258,700株
(内訳)
公募: 110,000株
引受人の買い取り引受による売り出し: 115,000株
オーバーアロットメントによる売り出し: 33,700株
過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感


想定発行価格と仮条件の価格
(※2017/12/19更新)
想定発行価格 2040円
 仮条件の価格(11/28) 1900~2040円
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  
| 氏名、又は名称 | 役職、関係性など | 所有割合 | ロックアップ | 
|---|---|---|---|
| Globis Fund III, L.P. 常任代理人 東西総合法律事務所 | 30.18% | 90日間、1.5倍除く 保有分売出 (24.94%) | |
| 湯野川 孝彦 | 代表取締役社長 | 23.13% | 90日間、1.5倍除く | 
| Globis Fund III (B), L.P. 常任代理人 東西総合法律事務所 | 8.47% | 90日間、1.5倍除く 保有分売出 (24.95%) | |
| 柿内 美樹 | 取締役 | 7.63% | 90日間、1.5倍除く | 
| 株式会社マイナビ | 6.29% | 90日間、1.5倍除く | |
| 株式会社ベネッセ ホールディングス | 6.04% | 90日間、1.5倍除く | |
| 凸版印刷株式会社 | 5.20% | 90日間、1.5倍除く | |
| ドコモ・イノベーション ファンド”投資事業組合 業務執行組合員 株式会社NTTドコモ・ ベンチャーズ | 4.44% | 90日間、1.5倍除く | |
| 山下 梢 | 従業員 | 1.59% | 90日間、1.5倍除く | 
| 竹内 淳子 | 従業員 | 1.59% | 90日間、1.5倍除く | 
| 藤岡 一紀 | 従業員 | 1.59% | 90日間、1.5倍除く | 
90日のロックアップ期間:2018/03/17まで
初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
売り出し株式の詳細
 
 売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
  
| 氏名、又は名称 | 役職、関係性など | 株数 | 割合 | 
|---|---|---|---|
| Globis Fund III, L.P. | 89800 | 7.53% | |
| Globis Fund III (B), L.P. | 25200 | 2.11% | |
| 合計 | 115000 | 9.64% | 
新規発行による手取金の使途

新規発行による手取金の概算額 197,448千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 63,248千円
(使途の内訳)
オンライン学習教材「すらら」に係るコンテンツやシステムの新規開発・機能強化 100,000千円
※自社コンテンツの新規開発及び既存サービスの機能強化、サーバー等のシステムインフラの維持・改善等
人材採用、人件費 52,800千円
認知度向上による契約数増加のための宣伝費 69,000千円
残額 38,896千円
※残額は広告宣伝費に充当
直近の決算状況と業績の推移

| 2012/12 | 2013/12 | 2014/12 | 2015/12 | 2016/12 | 2017/09 (第3四半期) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 213 | 308 | 410 | 498 | 586 | 531 | 
| 経常利益 (百万円) | △ 14 | 37 | 65 | 62 | 82 | 93 | 
| 当期純利益 (百万円) | △ 14 | 37 | 61 | 27 | 54 | 63 | 
| 1株当たり 配当額(円) | - | - | - | - | - | - | 
| 1株当たり 当期純利益(円) | △ 19205 | 51508 | 57840 | 25 | 49 | 58 | 
※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
 ※2008/08設立。Eラーニング事業のすららは、2005/12に設立した㈱キャッチオン(現㈱C&I Holdingsと合併)より継承したもの
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
| 2012/12 | 2013/12 | 2014/12 | 2015/12 | 2016/12 | 2017/09 (第3四半期) | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高の 前年同期比 | - | 44.60% | 33.12% | 21.46% | 17.67% | -9.39% | 
| 経常利益の 前年同期比 | - | 364.29% | 75.68% | -4.62% | 32.26% | 13.41% | 
 <管理人コメント>
<管理人コメント>
右肩上がりで堅調に売上を伸ばしています。 
利益は変動を伴いながらも着実に拡大してきているという状況です。
すららネットの強み
※独自の見解などを含みます。
- パソコン、タブレット画面を使用したキャラクターによる対話型の教材
- 過去回答の理解度に合わせた問題提示で苦手分野を自分で克服できる機能
- ゲーム感覚で学習意欲を促進する機能
- 週1回程度の電話やメールでの進捗確認などフォローがある
- 「学習塾・学校向け」と「個人学習向け」の両方で事業を展開
- ビッグデータ分析により学習効果の高い教材
- 海外での利用実績も拡大している
 ※2017/09/30 スリランカ、インドネシア、インドにて20校に導入
- 自社では主要教科(国語・数学・英語)の3教科に特化
 ※英会話、理科・社会は他社とのコラボレーションにより提供
 ※ある意味弱点でもある?
 <管理人コメント>
<管理人コメント>
教材「すらら」導入は、
主に学習塾や学校などに導入されているようです。
  
 
特に学習塾で導入するところが多くなっているのが分かります。
以下はユーザーID数で見た各導入先の割合になります。
  
 
IDで見るとまた違った印象で、
学校の場合は生徒数が多い分、インパクトは学習塾よりも大きくなっている?
学校の場合は、IDごとに課金する場合と1校舎につき固定の利用料を支払うパターンの2つありますが、現在は原則としてID課金課金のみを契約しているそうです。
個人学習向けであるBtoCの割合はとても小さく、これからの成長余力は大きいかもしれません。
以下は売上に占める各導入先の割合です。
  
 
意外にもID数とは比例していないですが、学習塾の割合が一番高いです。
校舎課金が影響しているのか、学校向けの場合はユーザー数が多い分、IDあたりの単価も低く設定されているのかもしれません。
※ボリュームディスカウントは当然あるかな?
・「すらら」教材紹介動画
・「すらら」を学校の授業中に活用する様子
すららネットの成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 認知度向上による利用者拡大
 ※上場効果、広告宣伝活動
- 海外での導入拡大
- ※発展途上国の教育格差是正、海外の日本人向け「すらら」導入塾展開など
- 個人学習向けBtoCの利用者拡大
- 人工知能を用いた生徒と対話する機能を研究するプロジェクトを開始
 ※2016/04
- 学習障害児に有用な「すらら小学生低学年版」リリース
 ※2017/03
- 理科・社会等の不足している自社コンテンツ開発
- 業務提携によるコンテンツや事業運営ノウハウの拡大
- 少数精製の営業体制を強化し売上拡大
 <管理人コメント>
<管理人コメント>
以下は学習塾や学校への導入数推移になります。
 
着実に導入校を増やしているのが分かりますが、直近では海外での導入も始まっているのが確認できると思います。
以下は、利用者のID数推移になります。
  
 
直近ではID数の伸びが大きくなっています。
以下は2017/09時点と前事業年度の導入高数を比較した増減数を示したものです。
| 増減数 | 増減率 | |
| 学習塾 | +4,407 | +49.64% | 
| 学校ID課金 | +5,315 | +38.80% | 
| 校舎課金 | +2,159 | +15.86% | 
| 海外 | -219 | -26.97% | 
| BtoC | +162 | +74.31% | 
| その他 | +42 | +5.74% | 
特に「学習塾」と「学校」のIDを課金が増えているのが分かると思います。
それから、拡大余地の大きい「個人向け(BtoC)」も少しずつ着実に増えてきています。
なぜか海外は減っていますが、海外の導入学校数が1減っていますので利用を止めたところもあるみたいです。
学習塾と学校の導入はしっかりとした伸びで拡大していますし、個人向けの成長余力は大きいということでまだまだこれからに期待できる部分は大きいと思います。
初値上昇の期待について管理人コメント
 <管理人コメント>
<管理人コメント>
個人で学習する教材なので学校に導入されているのは意外でしたが、生徒数が多くID課金なので安定した売上を大きく拡大できるビジネスとして期待できると思います。それから個人向けの拡大余力はとても大きいと思いますのでこれからの成長に期待したいところです。
気になるのはベンチャーキャピタルによる保有分が多いことですが、
売り出し分が保有分の約25%程度で少なくこれからの成長に期待している部分は大きいのかもしれません。
初値が公募価格の1.5倍でロックアップが解除されますので、もしかしたら初値を抑制する要因になるかもしれませんので注意しておきたいところですが、大きな心配はありません。
気になる点としては12月でIPOが集中している点です。
 上場日前日までに大型のIPOが連日の上場となっていますので資金分散が気になります。
 それから上場日当日は、「ジーニー」、「ナレッジスイート」、「歯愛メディカル」と合わせて4社同時上場となります。基本的にマザーズ、ジャスダック銘柄で規模はそれほど大きくは無いのですが、資金の分散はちょっと気になるところです。
マザーズ市場で公開株数は少ない方ですし、今年のIPO市況はとても良いです。
新しいテクノロジーを取り入れたオンライン学習の普及はまだこれからのもので期待は大きいと思いますので、初値もそれなりに期待できるのではないでしょうか。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
| 証券会社名 | |
|---|---|
| 主幹事 | みずほ証券 | 
| 引受 | SMBC日興証券 | 
| 引受 | 大和証券 | 
| 引受 | SBI証券 | 
| 引受 | 岩井コスモ証券 | 
| 引受 | マネックス証券 | 
ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。
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 =>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい 
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