アルヒ【7198】のIPO抽選申込どうする?

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アルヒ【7198】のIPO抽選申込どうする?

 

 

aruhi-ipo

作成:2017/11/16 更新:2017/12/20

アルヒIPOの紹介

(※2017/12/14更新)

コード 7198
会社名

アルヒ(株)
※人生はある日の連続で家を買うある日の意味。

市場 東証一部
事業内容

モーゲージバンクによる住宅ローン商品
(ARUHIフラット35など)のサービス提供。
※住宅ローンを証券化して資金調達する仕組み。
提携金融機関の住宅ローンや銀行代理商品の販売。
保険の代理店業務。

公募売出
価格
1300円
※仮条件の中間
上場日

2017/12/14

初値
12/14
1270円
-2.31%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

アルヒの株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2017/11/28(火)~12/04(月)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間とかなり短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

(※2017/12/14更新)

19,122,800

 

(内訳)

公募: 0株
引受人の買い取り引受による売り出し: 18,040,300株
(国内売出:10,824,200株、海外売出:7,216,100株 ※需要に応じて2017/12/4決定)
オーバーアロットメントによる売り出し: 1,082,500株

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

上場市場が未定のため東証一部と二部の両方を掲載しておきます。

=>東証一部に決定

aruhi-ipo-toushouichibu

aruhi-ipo-toushounibu

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想定売出価格と仮条件の価格

(※2017/12/14更新)

想定売出価格 1340円
仮条件の価格(11/27) 1150~1340円

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
CJP CSM Holdings, L.P.   81.05% 180日間
保有分売出
(55.98%)
SBIホールディングス
株式会社
  9.54% 180日間
濵田  宏 代表取締役会長
兼社長CEO兼COO
2.63% 180日間
東京海上メザニン1号
投資事業有限責任組合 
  2.13% 全て売り出し
細野  恭史 常務取締役CSO 0.70% 180日間
五十川  毅 執行役員 0.36% 180日間
井上  明大 執行役員 0.26% 180日間
市川  裕康 執行役員 0.26% 180日間
荻野  大輔 執行役員 0.21% 180日間
土門  智康 執行役員、
子会社の代表取締役
0.21% 180日間

 

180日のロックアップ期間:2018/06/11まで?
しかし現時点でロックアップを約束する書面を差入れる予定となっており未確定な点は注意?

 

ロックアップ期間中でもジョイントグローバルコーディネーターは、裁量で解除、ロックアップ期間短縮できる権限を有しています。
(※野村證券、みずほ証券、UBS証券株式会社)

 

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
CJP CSM Holdings, L.P.   17231800 45.38%
東京海上メザニン1号
投資事業有限責任組合
  808500 2.13%
合計   18040300 47.51%

 

 

直近の決算状況と業績の推移

aruhi-gyouseki
※買収前の業績は旧アルヒのみで買収元の会社業績は含みません。

 

2016/03期より連結決算。(国際基準)

  2016/03 2017/03 2017/09
(第2四半期)
営業収益
(百万円)
16904 21472 10370
税引前収益
(百万円)
3104 4864 3139
親会社の所有者に
帰属する当期利益
(百万円)
1204 3227 3372
基本的1株あたり
当期利益(円)
34 92 96

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※2014/5にCSMホールディングス設立。2014/8に旧アルヒの筆頭株主となり連結子会社化し、2017/7に旧アルヒを吸収合併して、アルヒ株式会社に商号変更。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/03 2017/03 2017/09
(第2四半期)
営業収益の
前年同期比
- 27.02% -51.70%
税引前利益の
前年同期比
- 56.70% -35.46%

 

以下、旧アルヒ(実質上の存続会社)の単独決算
aruhi-gyouseki2

  2013/03 2014/03 2015/03 2016/03 2017/03
売上高
(百万円)
12013 12968 13623 15355 20447
経常利益
(百万円)
3257 3816 3385 4461 6058
当期純利益
(百万円)
1995 2353 2114 2222 4237

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※2000/6にソフトバンクファイナンスカード㈱を設立し。商号変更や合併が行われ、2015/5にアルヒ㈱へ商号変更

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2013/03 2014/03 2015/03 2016/03 2017/03
売上高の
前年同期比
- 7.95% 5.05% 12.71% 33.16%
経常利益の
前年同期比
- 17.16% -11.29% 31.79% 35.80%

 

point<管理人コメント>

買収や会計基準の違いなどもあって買収前後の変動はちょっとわかりづらいですが、 基本的には売上、利益ともに堅調に推移しているようです。
特に2017/03期の売上は伸びが大きくなっており、さらなる成長に期待できそう?

 

要因としては、マイナス金利政策の影響などで、新規借り入れのほか、借り換え需要が大きく伸びているとのことです。

 

<2017/3期>
新規借入は、前年同期比+110.8%。
借換は、前年同期比+371.7%。

 

しかし、現在は昨年と比べると落ち着いた動きを見せているようで、
進捗具合を考えると昨年と同等程度かちょっと鈍化する可能性もありそう?

 

第4四半期に売上が少し偏り気味で多くなっていますので、
必ずしも鈍化するわけでもなさそうです。

 

ただし前年のような大幅な伸びは難しいかもしれません。

 

 

・連結子会社の詳細

設立 会社名 事業内容
2017/04 アルヒマーケティング株式会社 広告制作、WEBサービス関連業務

 

 

アルヒの強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. モーゲージバンク、銀行代理店などリスクを最小化したフィービジネス
  2. 7年連続シェアNo1のARUHIフラット35
    ※自社調べの融資実行件数ベース
  3. 多様なニーズに対応する商品ラインナップ
  4. 全国128店舗とWEBサイト(ARUHIダイレクト)での販売チャネルを持つ

 

 

・ARUHIダイレクトの紹介動画

 

 

アルヒの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 商品ラインナップの拡充
  2. リアルチャネルとWebチャネルを自由に行き来できるオムニチャネル戦略を推進
  3. 認知度向上による利用者拡大
    ※ARUHI家の検索、ARUHIマガジン
  4. 変動金利型住宅ローン市場への参入
  5. 住生活に関する様々なニーズをマッチングするプラットフォームの構築

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

WEB活用による利用者拡大や新規事業などこれから期待される部分があるものの、効果や内容がわからず見通すのは難しいです。
住宅ローンの需要動向がもっとも重要なことですが、鈍化しそうな気配を感じるので期待のし過ぎは禁物だと思います。 aruhi-yuushi-kennsuu
現在の進捗状況を確認すると、「新規借り入れ」が増えている一方で、「借換」は前年を大きく下回っています。

 

ちなみに昨年の売上に対する新規借り入れと借換の割合です。
aruhi-uriage-wariai
そして今期、現時点での状況が以下のとおりです。
aruhi-uriage-wariai2
借換の売上に占める割合が大きく減っており、業績への影響も大きいのではないでしょうか。

※第4四半期に売上が伸びる場合もありますので必ずしもそうなるかどうかは分かりません。

 

マイナス金利が追い風のなかで需要が鈍化するというのは意外な状況ではある?

 

 

このIPO案件で最も注意したいのは、やはりベンチャーキャピタルによる売り出しであることです。
ベンチャーキャピタルは成長しきったところで上場するものなので注意しなければいけないのですが、まさに業績の伸びが鈍化しそうな状況にあることを考えるとベンチャーキャピタルの意図した上場タイミングだなと強く感じます。

 

一応、プラスで捉えられる点としては、筆頭株主である「CJP CSM Holdings, L.P.」の売出は、保有分の55.98%でちょっと抑え気味なところです。

 

成長余力を考えてのことだとすると期待しても良いところあるのかもしれません。
直近の業績は鈍化したとしても、WEB活用や新規事業への自信がある?

 

ロックアップはガッチリしていますが、今のところ合意は予定であり未確定になっている点は一応注意点です。

 

 それから気になるのはやはり、
大規模案件(東証一部or二部)で公開株数が多いことです。

 

・2017年でアルヒと同程度規模以上の公開株数だった東証一部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3564 LIXILビバ 04/12 21,910,000 2050 1947 -5.02%
3563 スシローグローバルホールディングス 03/30 21,134,700 3600 3430 -4.72%
3978 マクロミル 03/22 27,323,500 1950 1867 -4.26%

 

スシローグローバルホールディングスとマクロミルは、ベンチャーキャピタルによる売り出しですが、LIXILビバは親会社による売り出しです。
やはりこの規模だと難しいのが分かると思います。

 

 

ついでに2016年の結果も掲載しておきます。

 

・2016年で同規模以上の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
9142 九州旅客鉄道 10/25 160,000,000 2600 3100 19.23%
4189 KHネオケム 10/12 30,376,500 1380 1306 -5.36%
3938 LINE 07/15 40,250,000 3300 4900 48.48%
3543 コメダホールディングス 06/29 30,700,000 1960 1867 -4.74%

 

ネームバリューがあれば初値上昇に期待できる場合もあると思いますが、シェアNo1の優位性はあるので評価されるところはあるかな?

 

過去の事例と比較すると公開株数が少し抑えてあることと、想定売出価格が低めに設定されていることは、プラス要因かもしれません。

 

それから注意が必要難点としては、IPOが集中していることです。
前々日には大型の「カチタス」を含む2社同時上場。前日には、超大型のSGホールディングス」を含む4社同時上場がおこなわれます。そして、上場当日には、小規模なので影響はないですが「エル・ティー・エス」の上場が予定されており、2社同時上場となりますので資金分散されてしまう可能性が気になるところです。

 

 

総合的に考えると、やはり業績の鈍化懸念とWEBサービスや新規事業などの先行きが現時点で見通せないことを考えるとやはり初値は期待しない方が良いかなと思います。

 

個人的には公募割れも想定しておきたいところです。

※公募割れすると言っているわけではありません。

 

プラス要因もあるので評価が分かれるところだと思いますので、 できれば今後、仮条件の価格が上がるか?公募売り出し価格は仮条件の上限で決まるかを確認した上で最終的な購入判断をされると良いと思います。

 

需要申告で当選した場合に辞退するとペナルティが発生する証券会社もありますので、辞退する可能性があるのなら、ペナルティのない証券会社での申し込みをおすすめします。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 野村證券
主幹事 みずほ証券
主幹事 UBS証券
引受 SMBC日興証券
引受 大和田証券
引受 SBI証券

 

「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」、「SMBC日興証券」は当選辞退した場合のペナルティがあります。

 

辞退する可能性があり、抽選で当選しなくてもよいと思っている人でも、IPOポイント目当てSBI証券にだけは応募しておくといいかもしれません。当選後の購入辞退でもペナルティが無いのでとりあえず応募におすすめです。

 

 

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point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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