インバウンドテック【7031】のIPO抽選申込どうする?

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インバウンドテック【7031】のIPO抽選申込どうする?

 

 

inboundtech-ipo

作成:2018/05/30 更新:2020/12/31

インバウンドテック IPOの紹介

(※2020/12/31更新)

コード 7031
会社名

(株)インバウンドテック

市場 マザーズ 
事業内容

多言語対応の顧客問い合わせサポート業務、
及び見込み客への電話営業業務の
アウトソーシングサービスを提供。

公募売出
価格
3980円
※仮条件の上限
上場日

2018/06/27<=中止

2020/12/18

公募売出
価格
5,700円
※仮条件の上限
初値
12/18
7,300円
+28.07%

 

point<管理人コメント>

2018/06/22 上場延期となっています。
インバウンドテック社にて確認すべき事項が発生したとのことで上場申請を一旦取り下げると発表されました。再度上場申請をすることを考えているそうですが今のところ未定です。

 

2020/11/24 再度、上場承認されました。
詳しい説明がないので前回、上場延期からの経緯は不明です。最新の情報を以下更新していきます。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

(※2020/11/24更新)

インバウンドテック の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2020/12/03(水)~12/09(水)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

(※2020/11/24更新)

237,100株

 

(内訳)

公募: 186,200株
引受人の買い取り引受による売り出し:20,000株
オーバーアロットメントによる売り出し: 30,900株

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

inboundtech-ipo-maza-zu
inboundtech-ipo-kabusuu

 

point<管理人コメント>

前回上場承認時より株数が少し増加していますが、上記規模メーターに変更はなしの程度です。

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2020/12/31更新)

想定発行価格 5700円
仮条件の価格(12/01) ※2020/12/01に決定予定

 

point<管理人コメント>

前回、想定発行価格は3810円で、仮条件が3810~3980円でしたので大きく上方修正されています。

 

あれから売上が伸びたことや相場全体の状況がとても良くなっていることは影響していると思われます。

 

 

インバウンドテック の強み

(※2018/06/04作成)

tsuyomi

※独自の見解などを含みます。

  1.  24時間365日体制で稼働しているので夜間でも対応可能
  2. 12カ国語に常時対応
    ※日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、ベトナム語、ロシア語、フランス語、タガログ語、ネパール語
  3. 電話以外にタブレットデバイス(映像)、ウェブサイト、電子メール、SNSなどに対応
  4. 小規模オフィス・店舗向けに1分単位で通訳サービスを提供
    ※エコノミー通訳。1分150円。(最小利用限度額3000円/月)
  5. コンタクトセンター自体の設計、運用などのサービス提供もできる
  6. 電話営業サービスは成果報酬型ではなく稼働人数が売上となる契約
    ※クレームとなるような過剰な営業を抑止できる。売上は安定。
  7. クライアント営業員、オペレーターへの研修など様々なサービスを提供

 

point<管理人コメント>

 

2017/03期の売上に対する各事業別の内訳です。
inboundtech-uriageuchiwake

 通訳関連で売上を伸ばしているかと思いきや、営業電話などをかけるセールスアウトソーシング事業の方が割合は大きくなっています。

 

人員リソースは共有できそうですし、とても相性の良い事業なのだろうなとも思います。

 

2020/11/24追記

inboundtech-uriageuchiwake2

 

 

直近の決算状況と業績の推移

(※2020/11/24更新)

inboundtech-gyouseki2

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

  2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 2020/03 2020/09
(第2四半期)
売上高
(百万円)
1335 1970 2281 2954 2983 913
経常利益
(百万円)
6 106 149 50 211 169
当期純利益
(百万円)
5 74 104 20 141 111
1株当たり
配当額(円)
- - - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
2639 37518 158 30 213 168

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 2020/03 2020/09
(第2四半期)
売上高の
前年同期比
- 47.57% 15.79% 29.50% 0.98% -69.39%
経常利益の
前年同期比
- 1666.67% 40.57% -66.44% 322.00% -19.91%

 

point<管理人コメント>

社歴が浅いため業績の開示データが少ないですが、堅調に売上を伸ばしている状況です。
分社化前にa2mediaにてすでにコールセンター事業として初めていたこともあって、初年度から黒字で利益も着実に伸ばしてきているといったところでしょうか。

 

2020/11/24追記
売上は拡大傾向から直近では横ばい傾向となっていますが、
2020/09時点の進捗状況としてはコロナウイルスによる影響で大きく減少?
経常利益は拡大傾向になっているように見えます。

 

2020/03期についてですが、、
セールスアウトソーシング事業において原価割合が高い自社傘下の代理店による営業活動を縮小し、東京電力グループが提供するサービスに係る営業業務を受託し、営業利益率向上を図ったとのことです。

 

直近ではコロナウイルスによる影響で、、
訪日外国人環境客の減少によってマルチリンガルCRM事業での受注が減少しているそうです。

 

2020/04~06まではコロナウイルスによる緊急事態宣言発令で、
主力業務の東京電力グループへの電力切り替え推奨業務が休業となり通常稼働時の50%程度の獲得にとどまってしまったとのこと。
ただし休業により外注費用が大幅に削減されたことで経常利益が出たようです。

 

2020/03期に経営方針が変わり営業利益率を重視したところまでは問題なさそうですが、、
直近ではコロナウイルスによる影響で業績に大きな影響を与えているようですね。

 

コロナウイルスによる影響は今後、改善していくとは思いますが今後注目したいところです。

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

(※2020/11/24更新)

inboundtech-ipo-shito2

 

新規発行による手取金の概算額 967,432千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 162,039千円

 

社内基幹システム改修、老朽化PC入替 20,000千円
本社改修費用、移転費用、保証金 200,000千円
マルチリンガルCRMシステム機能拡充 190,000千円
※外注業務委託  
人材採用、人件費 130,000千円
提案営業、コンタクトセンター運営
広告宣伝費 110,000千円
※マルチリンガルCRMにおけるクライアント獲得
借入金返済 100,000千円
残額 139,471千円
※残額は具体化事項なし

 

 

インバウンドテック の成長余力

(※2020/11/24更新)

※独自の見解などを含みます。

  1. 訪日外国人旅行者の増加にともなう通訳需要が高まっている
    ※観光庁の目標:2017年2800万人、2020年4000万人、2030年6000万人
  2. 認知度の向上にともなう利用者の拡大
    ※WEBサイトでの発信、展示会出店、マスメディアを通じた広報など
  3. コンサルティング営業の強化による売上拡大
  4. ビッグデータの分析による新しいマーケティング活動の開発・提案
  5. アジアをはじめとする海外市場への事業展開
  6. 日本で事業展開をおこなう外資系企業などのクライアント開拓
  7. エコノミー通訳の代理店販売、提携企業への卸販売を拡充

 

※2020/11/24追加

  1. コンシューマー向けサービス展開の推進、開発
    ※AIと人間がハイブリッド対応する通訳に特化した端末
    ※世界中の通訳者とユーザーをマッチングさせるプラットフォーム
  2. インフラ商材関連の取り扱い拡大
    ※東京電力グループとの取引関係を重視、協業

 

  

株主の構成とロックアップ期間など

(※2020/11/24更新)

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
株式会社a2media その他の関係会社、 20.99% 90日間、1.5倍除く
下大薗豊 取締役 13.83% 180日間
株式会社グローバルキャスト   10.41% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(26.14%)
以下続きを開く/閉じる
アイビスAM投資事業組合   7.59% 90日間、1.5倍除く
株式会社光通信   7.15% 90日間、1.5倍除く
株式会社アクセル   7.15% 90日間、1.5倍除く
金子将之 執行役員 4.94% 180日間
株式会社ベクトル   4.49% 90日間、1.5倍除く
ソケット株式会社   4.49% 90日間、1.5倍除く
東間大 代表取締役 3.92% 180日間
株式会社ハローコミュニケーション
ズ(注)4
  3.67% 90日間、1.5倍除く
東京電力フロンティアパートナーズ
合同会社(注)4
  3.40% 90日間、1.5倍除く
佐野功一 執行役員 3.14% 180日間
株式会社AMG   0.90%  
グリーンフィールドキャピタル株式会社   0.90%  
株式会社カプリ   0.56%  
上記合計   97.53%  

 

180日のロックアップ期間:2020/06/15まで

90日のロックアップ期間:2020/03/17まで

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

(※2020/11/24更新)

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
株式会社グローバルキャスト   20000 2.72%
合計   20000 2.72%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

(※2018/06/05作成)

point<管理人コメント>

訪日外国人旅行者は増えていますし、外国人労働者を雇うなかで時間課金での通訳サービスを利用するなんていうのもTVで紹介されているのも見たことがあります。
単なる通訳、サポートセンターだけでなく、電話営業する事業も売上高にしめる存在感を示しています。2つの事業に対してとても期待できそうな会社だなと感じました。

 

ロックアップはしっかりしており、ベンチャーキャピタルよる売り出しは心配ありません。

 

過去にマザーズで同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。

・2018年で同程度以下の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6573 アジャイルメディア
・ネットワーク
03/28 142,600 3,000 15,470 415.67%
7320 日本リビング保証 03/30 184,500 1,760 5,100 189.77%
4381 ビープラッツ 04/04 172,500 2,200 10,000 354.55%
4382 HEROZ 04/20 198,000 4500 49000 988.89%

 

・2017年で同程度以下の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3557 ユナイテッド&コレクティブ 02/23 297,200 1620 4500 177.78%
6545 インターネットインフィニティー 03/21 224,000 1320 5040 281.82%
6550 Fringe81 06/27 299,100 2600 6060 133.08%
3566 ユニフォームネクスト 07/19 230,000 2800 6640 137.14%
9266 一家ダイニングプロジェクト 12/12 289,800 2450 6700 173.47%
2334 イオレ 12/15 293,200 1890 5100 169.84%
3998 すららネット 12/18 258,700 2040 4345 112.99%
6563 みらいワークス 12/19 239,600 1840 6080 230.43%

 

これくらいの公開株数の規模であれば初値の大きな上昇にも期待できます。

 

コンタクトセンター事業といえばあまり目新しさはありませんが、12カ国語対応でインバウンド需要を取り込めるという点では注目の銘柄になると思います。今年のIPO市況はとても良いので初値の上昇にも期待できるのではないでしょうか。

 

 

2020/11/24追記

正直、訪日外国人関連はコロナウィルスによる影響がありますのでしばらくこの先を見通すのは難しいです。

 

相場環境がとても良いことや公開株数は少ないままなので初値はそれなりの上昇には期待したいところです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

(※2020/11/24更新)

  証券会社名
主幹事 東海東京証券
引受 SBI証券
引受 香川証券
引受 エイチ・エス証券
引受 エース証券
引受 水戸証券

 

個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

 

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point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい






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