のむら産業【7131】のIPO抽選申込どうする?
作成:2021/11/03
目次
のむら産業 IPOの紹介
コード | 4413 |
---|---|
会社名 |
(株)ボードルア |
市場 |
マザーズ |
事業内容 |
ITインフラのコンサルティング、 |
上場日 |
2021/11/30 |
初値 |
需要申告(ブックビルディング)スケジュール
2021/11/15(月)~11/19(金)まで
IPOの申し込み期間は約5日間
IPO抽選対象の株数
761,100株
(内訳)
公募: なし
引受人の買い取り引受による売り出し: 661,900
オーバーアロットメントによる売り出し: 99,200
過去データをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感
想定発行価格と仮条件の価格
想定発行価格 1210円
仮条件の価格 ※2021/11/12に決定予定
のむら産業 の強み
※独自の見解な どを含みます。
- 米穀業界、物流業界の知識や技術力
※1966年に日本で初めてお米の袋の規格統一化を実現 - お米の業界における自動計量包装機のリーディングカンパニー
※国内だけじゃなく海外の精米工場でも利用されている - 包装資材と包装機械のシナジー効果
※両方を手掛ける企業は多くない。両面で最適なソリューション提供。
※包装資材の取引で工場内への立ち入り、設備関連の情報を入手できる - 独立系の包装関連事業会社
※特定の取引先との関係に縛られることなく最適な提案ができる
<管理人コメント>
以下、2020/10期の売上高に対する各事業の内訳です。
売上の多くが「包装関連事業」となっております。
以下、包装関連事業の商品です。
以下、物流梱包事業の商品です。
直近の決算状況と業績の推移
クリック>>業績データを開く/閉じる
以下、連結決算。
2019/10 2020/10 2021/07
(第3四半期)売上高
(百万円)5047 4899 3525 経常利益
(百万円)306 265 175 当期純利益
(百万円)181 55 107 1株当たり
配当額(円)- - - 1株当たり
当期純利益(円)130 40 77 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2019/10 2020/10 2021/07
(第3四半期)売上高の
前年同期比- -2.93% -28.05% 経常利益の
前年同期比- -13.40% -33.96%
以下、単体決算。
2016/10 2017/10 2018/10 2019/10 2020/10 売上高
(百万円)3567 3702 3924 4203 4135 経常利益
(百万円)270 198 174 205 271 当期純利益
(百万円)178 174 123 135 183 1株当たり
配当額(円)- - - 650 8 1株当たり
当期純利益(円)2874 2807 2043 97 132 ※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら
2016/10 2017/10 2018/10 2019/10 2020/10 売上高の
前期比- 3.78% 6.00% 7.11% -1.62% 経常利益の
前期比- -26.67% -12.12% 17.82% 32.20%
<管理人コメント>
連結決算のデータが少ないので傾向を掴むのは難しいですが、
売上は直近で鈍化する動きが確認できます。
経常利益も売上に伴い鈍化する動きが確認できます。
季節変動としては米の収穫時期である第4四半期の比重が高くなる場合があり。
※2020/10期は第2四半期が第4四半期と同じくらいの売上割合となっています。
コロナウイルスによる影響ですが、 2020/10期は飲食店の需要減により業務向け販売が大きく減少したそうです。 現時点でも外食関連の需要は低迷しており販売が減少しているそうですが、巣ごもり需要で家庭用向け販売は堅調に推移したとのこと。
新規発行による手取金の使途
なし
のむら産業 の成長余力
※独自の見解などを含みます。
- 販路の拡大
※海外、西日本
※2020/10期海外向けの売上比率1.5%、東日本エリアの売上は包装資材92%、包装機械75%
※2022/10期に西日本の従業員1名増員 - 新規産業分野への展開
※卸売業、量販店、外食業でニーズ掘り起こし - チューブロール式機械・資材の新市場での販売促進
※食品、ペット関連 - 農産物、施設園芸市場向けの商材を拡充・開発
- 海外の物流梱包危機、資材の発掘
※国内市場での新しい需要を掘り起こす
<管理人コメント>
以下、2021/07時点の売上高に対する各事業の内訳です。
少し、「包装関連事業」の売上割合が減っています。
売上金額で見てみると「包装関連事業」は前期を下回る進捗状況でやはり引き続きコロナウイルスによる影響が出ていることが確認できます。
「物流梱包事業」は、前期を上回る進捗状況で好調なようです。
以下、チューブロール包装製品。
チューブロールとは、「チューブ状のフィルムを巻き取ったもの又はチューブ状に製袋した袋を巻き取ったもの」だそうです。
様々な規格(サイズ・素材)の商品を容易に型替えできるのがメリットだそうです。
初値上昇の期待について管理人コメント
<管理人コメント>
特に米穀業界に強みを持つ会社ですが、日本のお米消費に関しては減少傾向なのでやはりその点は心配なところで、コロナ禍における飲食店の営業自粛も大きな向かい風で厳しい状況だなと感じます。
しかし、海外や西日本への展開などの未開拓余地はあります。また包装や機械という点に関して言えば、技術やノウハウは米業界に限った話ではなく色々な産業への事業展開は可能だと思います。コロナ禍においても物流梱包事業は堅調に推移しておりますが、ネット通販利用拡大などは今後も続くものですから今後の成長拡大に期待したい事業だなと思います。
ロックアップはしっかりしており問題なし。
筆頭株主によるベンチャーキャピタルによる売出しとなっているため初値はマイナス要因でしょうか。
ベンチャーキャピタルは成長しきったところで上場して利益を確定させるものですが、保有分の約87%を売り出ししており、利益確定の意志は明確になっております。お米に関する市場の成長性だけみると今がピークなのかなと思える部分もありますのでかなり気になります。
物流梱包事業や他産業への展開は成長性がありそうなものの、主力ではなくまだまだこれからなのでそのあたりの成長性を見極めることが重要かなと思います。
ジャスダック市場としては公開株数は普通より少し多い方です。
・2020年で同程度の公開株数だったジャスダック銘柄の初値一覧
コロナワクチンの接種率向上で今後の業績持ち直しに期待したい
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
7357 | (株)ジオコード | 11/26 | 770,500 | 1250 | 3025 | 142.00% |
・2018年で同程度の公開株数だったジャスダック銘柄の初値一覧
コロナワクチンの接種率向上で今後の業績持ち直しに期待したい
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
7034 | イボキン |
08/02 | 717,600 | 1750 | 2310 | 119.69% |
4398 | ブロードバンドセキュリティ |
09/26 | 805,000 | 750 | 2001 | 166.80% |
・2017年で同程度の公開株数だったジャスダック銘柄の初値一覧
コロナワクチンの接種率向上で今後の業績持ち直しに期待したい
コード | 銘柄名 | 上場 | 公開株数 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|---|
6694 | ズーム | 03/28 | 725,600 | 1520 | 2278 | 49.87% |
6565 | ABホテル | 12/25 | 828,000 | 1500 | 3060 | 104.00% |
このくらいの公開株数だとジャスダックとしては少し多い方でも全体としては少ない部類なのもあってか、初値は大きく上昇しているものが多くあるなという印象です。ジャスダック銘柄は社歴が長くしっかりとした事業基盤のある会社が多いので信頼性の面では評価される点はあるのかなと思います。
業績はコロナ禍で鈍化傾向となっております。コロナによる影響は一時的で今後、回復していくことを願いたいですが、今のところはお米業界の状況もあってなかなか見通しづらい状況かなとは思います。物流関係や今後の展開などは成長性が期待できる部分もあります。公開株数的にはそれなりの上昇には期待したいところですが、ベンチャーキャピタルによる売出し案件でもありますし、なかなか見極めが難しなと感じます。
IPO条件的に公募割れはあまり考えたくないものの、かなり見極めが難しい案件でもあるので仮条件の価格や最終的な公募売出し価格をしっかり確認して最終判断したいです。
IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら
証券会社名 | |
---|---|
主幹事 | みずほ証券 |
引受 | SBI証券 |
引受 | いちよし証券 |
引受 | 水戸証券 |
引受 | 丸三証券 |
引受 | 極東証券 |
引受 | あかつき証券 |
引受 | 楽天証券 |
個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。
このページを見た人のアンケート
このページを見た人の初値予想
結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。
口コミ評価など
株主の構成とロックアップ期間など
上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ MCP4投資事業有限責任組合 54.70% 180日間
保有分売出
(86.96%)清川 悦男 代表取締役 9.99% 180日間 株式会社サタケ 8.00% 180日間 以下続きを開く/閉じる シコー株式会社 5.01% 180日間 アルク産業株式会社 4.90% 180日間 堀田 正仁 常務取締役 2.98% 180日間 のむら産業社員持株会 2.81% 180日間 松本 博 取締役 1.98% 180日間 西澤 賢治 取締役 1.97% 180日間 ニューロング株式会社 1.80% 180日間 株式会社マグトロニクス 1.80% 180日間 株式会社ダイトー 0.90% 180日間 東和グラビヤ印刷株式会社 0.72% 180日間 株式会社ケー・エス・イー 0.72% 180日間 元松 友里 子会社の代表取締役 0.54% 180日間 上記合計 98.82% ※上記以下は省略しています。
180日のロックアップ期間:2022/05/30
ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。
売り出し株式の詳細
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合 MCP4投資事業有限責任組合 661900 47.56% 合計 661900 47.56%
<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい
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