日本ホスピスホールディングス【7061】のIPO抽選申込どうする?

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日本ホスピスホールディングス【7061】のIPO抽選申込どうする?

 

 

jhospice-ipo

作成:2019/02/27 更新:2019/03/29

日本ホスピスホールディングス IPOの紹介

(※2019/03/29更新)

コード 7061
 

日本ホスピスホールディングス(株)

市場 マザーズ
事業内容

主に末期がん患者と難病患者を対象とした
ホスピス住宅、ケアサービスの提供。
自宅療養者向けの在宅ホスピスサービス提供もあり。

公募売出
価格
1000円
※仮条件の上限
上場日

2019/03/28

初値
03/28
1466円
+46.60%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

日本ホスピスホールディングス の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2019/03/11(月)~03/15(金)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約5日間とかなり短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

ipo-kabucom-banar

 

 

IPO抽選対象の株数

 

2,185,000株

 

(内訳)

公募: 350,000

引受人の買い取り引受による売り出し: 1,550,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 285,000

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

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想定発行価格と仮条件の価格

(※2019/03/29更新)

想定発行価格 780円
仮条件の価格(03/08) 840~1000円

 

 

日本ホスピスホールディングスの強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 看護師を中核とした多職種チームによるケアサービス
    ※介護士、リハビリ療法士、調理師等の専門スタッフ
    ※医療的な症状コントロールのほか、人生の過ごし方において希望を叶えるなど
  2. ホスピス住宅は医療面の安心感とお家で暮らす環境の両方を実現
    ※看護師が24時間365日傍らにいてくれる
    ※家族の負担を減らし、患者は自由に暮らせる
  3. 在宅ホスピスの多様なサービス
    ※訪問介護、通所介護、通い・泊まり・訪問の複合型、24時間定期巡回・随時対応
  4. 主な収入は医療保険、介護保険等による保険収入
    ※医療保険制度の診療報酬は、2年に1度改定
    ※介護保険制度の診療報酬は、3年に1度改定

 

point<管理人コメント>

 

サービスごとの売上内訳が公表されていなかったので詳細はわかりませんが、ホスピス住宅による提供が売上の9割以上を占めるようです。

施設数としては、ナースコール㈱とカイロス・アンド・カンパニー㈱では半々くらいですが、賃料を含めた住居を提供しているだけあって売上貢献度が大きいのは、ホスピス住宅なのだろうなと感じる事はできます。

 

地域別の売上内訳(2017/12期)が公表されていたので参考に掲載しておきます。

jhospice-uriageuchiwake

 

 

・在宅ホスピス
・ファミリー・ホスピス鴨宮ハウス
・イベント風景

 

 

直近の決算状況と業績の推移

jhospice-gyouseki
以下、連結決算。

  2017/12 2018/09
(第3四半期)
売上高
(百万円)
1895 2119
経常利益
(百万円)
△ 41 78
当期純利益
(百万円)
△ 60 112
1株当たり
配当額(円)
- -
1株当たり
当期純利益(円)
△ 10 16

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2017/12 2018/09
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 11.82%
経常利益の
前年同期比
- 290.24%

 

以下参考。子会社ナースコール株式会社の単体決算

  2013/12 2014/12 2015/12 2016/12
売上高
(百万円)
396 426 836 875
経常利益
(百万円)
22 70 21 △ 101
当期純利益
(百万円)
15 △ 48 △ 87 △ 90
1株当たり
配当額(円)
- - - -
1株当たり
当期純利益(円)
249589 △ 26695 △ 18003 △ 18

 

point<管理人コメント>

連結データが少ないので業績の推移はよくわかりませんが、 売上は拡大傾向になっているのかなとは推測されます。
経常利益は少し前に赤字となる時期もあったようですが、 2018/09時点では黒字化しているのが確認できます。

 

2016/12期にナースコール㈱の経常利益がマイナスになっているのは、複数の新規ホスピス施設の開業費用、受入体制構築のための人件費等の費用が先行したことによるもののようです。

 

 

・連結子会社の詳細

子会社化 会社名 所在地 事業内容
2017/01 ナースコール株式会社 名古屋市 在宅ホスピス事業
2018/01 カイロス・アンド・カンパニー株式会社 神奈川県
2017/07 カイロス東京株式会社 東京都

 

 

新規発行による手取金の使途

jhospice-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 246,160 千円

 

事業拡大の運転資金 246,160 千円

※施設開業、増室に係る採用費、人件費、賃借料、その他諸経費   
残額 0 円

 

 

日本ホスピスホールディングス の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. ホスピス施設の新規開設による売上拡大
  2. 各施設の増室による売上拡大
  3. 各地域への事業展開
    ※短期的には愛知県、関東地区に展開
    ※中長期的には日本全国へ展開を目指す
  4. 病院から在宅医療へのシフトが促進されると予想している
    ※病院での入院加療は限定的利用に絞られていく
    ※増大する社会保障費の抑制と国民の満足度向上。
  5. 日本の死亡者数は2040-50年頃まで増え続けるとされる
    ※2039年には約167万人に達すると予測。2017年の死亡者数より約33万人も多い。
    ※平成28年版厚生労働白書
  6. がんによる死亡者は今後も増加傾向に変わらないと予測
    ※国立研究開発法人 国立がん研究センターの予測より
  7. 厚生労働省が指定する難病患者の療養所に対するケアニーズが増加している

 

point<管理人コメント>

 

以下は、施設数の推移です。
jhospice-shisetsu
ホスピス住宅、ケアセンターともに施設数は増えており、1年間の開設数も年々増えてきており加速しているのが確認できます。

 

以下は、部屋数の推移です。
jhospice-shisetsu2
それぞれ拡大傾向になっていますが、特に2017年からは、施設数の増加率よりも高いので、1施設数あたりの部屋数を増やしてきているのだろうなというのを感じることができます。
収益率アップにもつながると想像できますので部屋数の増加にも注目しておきたいところです。

 

以下、2018/09時点の地域別売上内訳です。 jhospice-uriageuchiwake2
関東地区の割合が増えています。

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
J-STAR二号
投資事業有限責任組合
  48.62% 90日間
保有分売出
(22.48%)
MIDWEST MINATO, L.P.   18.16% 90日間
保有分売出
(22.48%)
Pacific Minato Ⅱ, L.P.   16.85% 90日間
保有分売出
(22.48%)
高橋 正 代表取締役社長 6.07% 90日間
加藤 晋一郎 取締役 3.64% 90日間
稲津 隆夫 取締役 1.94% 90日間
笹本 哲 子会社の取締役 1.94% 90日間
宮地 宗男 子会社の取締役 1.46% 90日間
関 洋晃 従業員 0.61% 90日間
小笠原 利枝 子会社の従業員 0.49% 90日間
本田 凛太郎 監査役 0.24% 90日間
上記合計   100.00%  

 

90日のロックアップ期間:2019/06/25

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
J-STAR二号
投資事業有限責任組合
  901,100 10.93%
MIDWEST MINATO, L.P.   336,600 4.08%
Pacific Minato Ⅱ, L.P.   312,300 3.79%
合計   1,550,000 18.80%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

在宅医療へのシフトはとても合理的で今後利用者が増えるのも想像しやすいです。強みのホスピス住宅に加え多様なサービスも提供しています。現在は投資先行で利益は少ないときもあるかもしれませんが、施設数の増加とともに売上は安定して増加傾向となりそうだと思うので期待したい会社です。

 

 

ロックアップはしっかりしています。

ベンチャーキャピタルによる売り出しがありますが、全体的な比率から言えばそれほどきになるようなものではありません。ロックアップも合意されています。

 

マザーズ市場としては公開株数はちょっと多い方なので初値抑制要因として気になります。

 

過去にマザーズで同程度以下の公開株数だったものを確認してみます。

 

・2017年で同程度の公開株数だったマザーズ銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
3993 PKSHA
Technology
09/22 マザーズ 2400 5480 128.33%
6556 ウェルビー 10/05 マザーズ 2580 3305 28.10%

PKSHATechnologyは、AI関連で特殊だと思いますが、このくらいの公開株数だと初値は抑制される可能性も想定しておいたほうがいいです。ちなみにウェルビーは障害者向けの福祉サービス事業でちょっと似ている事業分野でもあるかなと思います。

 

公開株数は少ない方でもなく特別人気の業種というわけでもないので、初値の大きな上昇は難しいかもしれませんが、想定発行価格は高くないですし成長余地への期待もあると思うので、それなりの上昇に期待したいところです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 野村證券
引受 SBI証券
引受 岡三証券
引受 静銀ティーエム証券
引受 岩井コスモ証券
引受 エース証券
引受 いちよし証券
引受 松井証券
引受 マネックス証券
岡三オンライン証券

 

ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

 

※2019/02/27 追記

目論見書に記載されていない証券会社として岡三オンライン証券で応募できることが確認できました。前受金不要で資金余力がなくても応募できる証券会社ですので資金が少ない方も当選確率アップを狙えるのででお見逃しなく!

 

 

ipo-kabucom-banar

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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