AIメカテック【6227】のIPO抽選申込どうする?

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AIメカテック【6227】のIPO抽選申込どうする?

 

 

ai-meka-tech-ipo

作成:2021/06/29

AIメカテック IPOの紹介

 

コード 6227
会社名

AIメカテック(株)
※あいめかてっく

市場

東証2部

事業内容

液晶ディスプレイパネル生産工程で使われる
シール塗布装置、液晶滴下装置、
真空貼合せ装置等の開発・製造・販売など。

上場日

2021/07/30

初値  

 

point<管理人コメント>

2016年に株式会社日立製作所から新設分割によって設立。
現時点で日立製作所グループとの関係は第三者である他の取引先と同じ位置づけで、ライセンス契約、技術などの支援等はなく、出向者は全て解消。

 

社名から「AI(人工知能)」関連かと思いきや、AIは「あい」と呼ぶそうで人工知能とは全く無関係です。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

AIメカテック の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2021/07/12(月)~07/16(金)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約5日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

3,941,000株

 

(内訳)

公募: なし

引受人の買い取り引受による売り出し: 3,427,000

オーバーアロットメントによる売り出し: 514,000

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

ai-meka-tech-ipo-maza-u
ai-meka-tech-ipo-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

 

想定発行価格 1920円
仮条件の価格 ※2021/07/08に決定予定

 

 

AIメカテック の強み

tsuyomi

※独自の見解な どを含みます。

  1. 長い歴史、技術・ノウハウ
    ※1990/03に創業した日立テクノエンジニアリング㈱龍ケ崎工場を母体
    ※コア技術(高精度塗布技術、位置決め技術、貼合せ技術)
  2. フラットパネルディスプレイ関連事業において確固たる地位を築いた
    ※業界に先駆けてコンタクト印刷工法、ODF工法、微量滴下工法などの製造設備を供給
  3. 業界標準となったODF方式
    ※ODF方式の開発・実用化で液晶パネルの製造コストを大幅低減
  4. 最新製品を生産するための様々なサポートを提供
    ※最新設備機能提案、リニューアル提案活動、各種トレーニング、顧客の声をフィードバックし研究開発、材料選定、運用サポート
  5. プロセス開発センタ
    ※2019/06開設
    ※国内の有力大学、研究機関、材料メーカー等と連携し研究開発

 

point<管理人コメント>

 

以下、2020/06期の売上高に対する各事業の内訳。

ai-meka-tech-uriageuchiwake

売上の多くが「LCD事業」によるものとなっています。

 

液晶ディスプレイパネル生産工程の各工程で使われている装置を開発、製造、販売しています。

ai-meka-tech-souchi1

 

売上の大半は海外向けで、中国、台湾、韓国に集中しているそうです。

 

以下、コア技術。

ai-meka-tech-core

 

 

直近の決算状況と業績の推移

ai-meka-tech-gyouseki

 

クリック>>業績データを開く/閉じる

 

 

以下、連結決算。

  2019/06 2020/06 2021/03
(第3四半期)
売上高
(百万円)
20261 14521 11240
経常利益
(百万円)
1257 397 135
当期純利益
(百万円)
791 291 93
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
141 52 17

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2019/06 2020/06 2021/03
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- -28.33% -22.59%
経常利益の
前年同期比
- -68.42% -65.99%

 

以下、単体決算。

ai-meka-tech-gyouseki2

  2017/06 2018/06 2019/06 2020/06
売上高
(百万円)
11816 19449 20254 14480
経常利益
(百万円)
703 1075 1255 374
当期純利益
(百万円)
430 764 870 265
1株当たり
配当額(円)
- - - -
1株当たり
当期純利益(円)
430341 7093 155 47

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2017/06 2018/06 2019/06 2020/06
売上高の
前年同期比
- 64.60% 4.14% -28.51%
経常利益の
前年同期比
- 52.92% 16.74% -70.20%

 

point<管理人コメント>

売上は直近で鈍化しているように見えます。
経常利益も売上に伴い鈍化しているように見えます。

 

コロナウイルスによる影響ですが、 中国パネルメーカーの生産停滞や新たな生産ラインの立ち上げ時期延伸の影響を受けたそうです。

 

 

・連結子会社の詳細

子会社化 会社名 所在地
2016/07 南京新創機電科技有限公司 中国

 

 

新規発行による手取金の使途

 

なし

 

 

AIメカテックの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

<IJPソリューション事業>

  1. 次世代プレミアムディスプレイに向けた性能、信頼性の高い装置を提供
  2. IJP技術を利用したローコストプロセスの実現
  3. エレクトロニクス分野、医療分野などの向けたソリューション提供
  4. IJ塗布技術の新たな用途拡大、量産化
    ※プロセス開発センタでの研究開発

<半導体事業>

  1. 新型のはんだボールマウンタ装置リリース済み
    ※高品質で安定した量産プロセスとユニットの大型化に対応
  2. ウェハ向けにも対象を拡大
  3. 5G、Iot、AIなど半導体関連市場は拡大基調にある
    ※テレワークや巣ごもり需要の増大などもあり

<LCD事業>

  1. ライフサイクルサポート活動の強化

 

point<管理人コメント>

 

2021/03時点(第3四半期)の売上高に対する各事業の内訳です。

ai-meka-tech-uriageuchiwake2

「IJPソリューション事業」と「半導体関連事業」の売上割合が拡大しています。

 

売上金額で確認すると2つとも前期を上回る進捗状況となっています。

 

しかし、「LCD事業」は、前期を下回る状況です。

ai-meka-tech-souchi2

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
ポラリス第三号投資事業有限責任組合   73.03% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(60.87%)
Tiara CG Private Equity Fund 2013,L.P.   24.09% 90日間、1.5倍除く
保有分売出
(60.86%)
阿部 猪佐雄 代表取締役社長 1.08%  
以下続きを開く/閉じる
石田 茂 取締役 0.54%  
村上 克宏 取締役 0.54%  
上記合計   99.28%  

※上記以下は省略しています。

 

90日のロックアップ期間:2021/10/27

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
ポラリス第三号投資事業有限責任組合   2,576,900 44.45%
Tiara CG Private Equity Fund 2013,L.P.   850,100 14.66%
合計   3,427,000 59.11%

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

技術的なことはよく分かりませんでしたが、液晶パネルや半導体などの分野で業界に先駆けて新技術の製造設備を導入してきただけの技術力は強みなんだなということが確認できました。装置としてはニッチな分野のようですが、成長産業に関連した事業で今後の市場拡大に応じて成長を享受できるような会社として期待したいなと思いました。

 

ちょっと気になるのは売上の大半が海外でコロナウイルスによる影響で中国の影響が大きく出ていることです。会社の説明では回復基調にあるという話がされてますが、2021/03時点の状況を見ると前期並みの進捗率となっています。

 

中国ではコロナウイルスからの復活が早かったという報道が出ていることも合わせて考えると、ちょっと違和感あるなと思ったりしました。業界のことは詳しくないのでよく分かりませんけど。

 

 

ロックアップはしっかりしており問題なし。

 

ベンチャーキャピタルによる売出しはありません。

 

東証二部市場としては公開株数は普通よりちょっと多い方でしょうか。

 

過去に東証二部市場で同程度程度の公開株数だったものを確認してみます。

※幅をもたせて事例確認しましたが、それでも少ないです。

 

・2020年で同程度の公開株数だった東証二部銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
6547 グリーンズ 03/23 5,060,000 1400 1521 8.64%
7196 Casa 10/31 3,720,200 2270 2331 2.69%

 

事例が少なくてあまり参考になりませんが、東証二部でこのくらいの公開株数だと初値は抑制傾向にあるかもしれません。

 

業績はコロナウイルスの影響で鈍化しており、その後の戻りもちょっと鈍い?事業分野としては液晶パネル、半導体など成長性が高い分野ではあると思います。東証二部で公開株数も多い方なので初値の上昇に期待しすぎ無いほうがいいと思います。業績状況も気になるので公募割リスクも想定しておきたいです。

 

東証二部で公開株数が多い方なので仮条件の価格や最終的な公募売出し価格を確認して慎重に判断したいです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 みずほ証券
引受 野村證券
引受 SBI証券
引受 楽天証券
引受 SMBC日興証券
引受 岡三証券
引受 岩井コスモ証券
引受 極東証券
引受 水戸証券

 

個人向け配分の多いネット証券のSBI証券は外れた場合にIPOポイントがもらえますので、ポイント狙いでとりえず申し込みしておくのは良いと思います。

 

 

このページを見た人のアンケート

wan

=>他IPO銘柄の投票状況を見てみる

 

 

このページを見た人の初値予想

hatsune-yosou

結果を見ないで自分で予想するのが大事じゃ。

 

 

口コミ評価など

 

 

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい






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