ETFとインデックス投資信託の違いを知れば海外投資が広がる(1)
ETFとは上場されている投資信託である
ETFは、「Exchange Traded Found」の略です。
証券取引所で扱われている投資信託という意味です。
東京証券取引所では、
2014/07時点で、157銘柄上場されており、
株の口座を持っていれば、誰でも取引可能です。
株と同じ取り扱いで違和感なく取引できます。
例えば、こんなものに投資可能です。
一部だけ紹介しますね。
<日本株>
上場インデックスファンドTOPIX
MAXIS 日経225上場投信
日経300株価指数連動型上場投資信託
<J-REIT>
NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
<豪州REIT>
上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX200 A-REIT)
<米国REIT>
iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF
<中国株>
上場インデックスファンド中国H株(ハンセン中国企業株)
<マレーシア株>
NEXT FUNDS FTSEブルサ・マレーシアKLCI連動型上場投信
<米国株>
NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信
<韓国株>
サムスンKODEX200証券上場指数投資信託[株式]
<ブラジル株>
NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信
<アジア債券>
ABF汎アジア債券インデックス・ファンド(アジア国債・公債ETF)
<新興国債券>
上場インデックスファンド新興国債券(バークレイズLocal EM国債)
<金>
金価格連動型上場投資信託
<原油>
WTI原油価格連動型上場投信
日本株だけでなく、J-REITや金などのコモディティまで幅広く存在しています。
外国株にだって投資出来てしまうのですね。
海外の取引所に上場されている海外ETFもある
証券取引所は、海外にも沢山あります。
例えば、楽天証券から、
米国ETF、中国ETF、シンガポールETFなどが取引可能となっています。
<米国を対象とするETF>
SPDR ダウ工業株平均 ETF
iシェアーズ・コア S&P 小型株 ETF
iシェアーズ 米国短期国債 ETF
リクソーETF ナスダック 100
iシェアーズ 米国不動産 ETF
iシェアーズ 米国 MBS ETF
<中国を対象とするETF>
iシェアーズ FTSE 中国A50 インデックスETF
<ヨーロッパを対象とするETF>
iシェアーズ ヨーロッパ ETF
<その他新興国>
マーケット・ベクトル・アフリカ・インデックスETF
SPDR S&P 新興国株式 ETF
iシェアーズ MSCI トルコ ETF
db x トラッカーズ S&P CNX ニフティETF<インド>
iシェアーズ MSCI ブラジル・キャップト ETF
iシェアーズ MSCI マレーシア ETF
db x トラッカーズ MSCI ACアジア・パシフィック<除く日本>インデックスUCITS ETF
<新興国債券>
SPDR バークレイズ 新興国債券<現地通貨建て>ETF
<金>
SPDR ゴールド・シェア
<コモディティ>
db x トラッカーズDB コモディティ・ブースター・ライト・エネルギー・ベンチマークUCITS ETF
リクソーETF コモディティーズ トムソン・ロイター/ジェフリーズ CRB TR
海外ETFには、日本にはないETFが無数に存在しています。
最近熱いあの国へ投資したいというとき、
海外ETFならいち早く取り扱われたりもしますので、
わざわざ現地へ出向かなくても間接的に投資ができたりもします。
海外で取引するETFは、手数料や為替手数料がかかったりしますので、
ある程度の資金規模でないと手数料が割高になるので注意して下さい。
海外ETFをチェックしてみたい人はまずどこで取り扱いがあるか確認
ETFはインデックス投資信託であるか?
ETFというと一般的に指数に連動した投資商品で、
インデックス投資信託であるものが多いです。
ETF=(上場している)インデックス投資信託
と説明されることがあるほどです。
しかし、近年ではアクティブETFなるものが存在してきております。
ETFは、インデックスだけじゃないということだけは覚えておいて下さい。
ETFも目論見書を必ずチェックすること
ETFは投資信託です。
必ず目論見書が存在しますから、確認しましょうね。
例えばこちら、
上場インデックスファンドTOPIX
=>http://www.nikkoam.com/products/etf/lineup/topix/prospectus
「交付目論見書」と「請求目論見書」を確認出来ます。
参考=>目論見書の読み方について
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