オリコン顧客満足度ランキングでネット証券をチェックしてみた
オリコンが毎年実施ている、
「オリコン日本顧客満足度ランキング」で、
ネット証券部門の2016年調査分が公開されていましたので上位の証券会社について紹介したいと思います。
以下は調査結果をもとに私なりの感想や着目点などおすすめポイントを付け加えています。
ランキング調査のポイント
(1)インターネット経由での取引が出来る証券会社が対象
ネット証券のランキングなので当然ですが、インターネット経由で取引ができる証券会社を対象にしています。
当然、インターネット経由での取引ができない証券会社は含まれないことになります。
ただし最近は、店舗での対面方式の証券会社などでもネット取引はできるようになっているので、いわゆるネット取引のみの証券会社だけでなく多くの証券会社は網羅されています。
※対象の証券会社は45社とかなりの数となっています。
(2)実際に取引を行っているひとの意見が反映している
調査対象の条件としては、過去1年に1回以上取引していることが条件となっています。
実際に最近、取引している人の意見が反映されていますのでサービスの満足度として参考になると思います。
(3)総合ランキングでの総合点である
このランキングは色々な評価項目について点数をつけて合計したものでランキングされています。
上位にランキングされているということは、どのサービスも平均以上で満足できるものであるであろうことが考えられると思います。
どの証券会社を選んでよいか分からないひとは上位の証券会社を選んでおけば無難という見方は出来るかもしれません。
オリコン日本顧客満足度ランキング2016年
上位3社のランキングは以下のとおりとなっています。
SBI証券 67.62点
カブドットコム証券 67.34点
楽天証券 67.11点
※4位以降はオリコン社のランキングにて直接、ご確認下さい。
総合点数を確認すると小数点以下での僅差となっていますので、そこまで大きな違いがあるというわけでもなく上位はどれも満足度が高いのかもしれません。※詳細な評価項目の点数などは公開されていません。
1位はSBI証券となっていますが、なんと10度目の1位となったようです。
同じ会社の調査なので似たような結果になるのは当然理解できますが、これだけ連続で1位となっているのは凄いです。それだけ誰にとっても満足度の高いネット証券なのかもしれません。
それから2位がカブドットコム証券となっていますが、ネット証券の口座数ランキングやネット証券の投資信託ランキングなどでも3位以内に入っていなかったので面白いと思いました。
私がはじめて取引したのがカブドットコム証券で、個人的にはネット証券といえばカブドットコム証券というくらい先駆的なイメージでしたので歴史が長くサービスが充実しているという意味では理解できるランキングです。
三菱UFJフィナンシャルグループなので三菱東京UFJ銀行を利用している顧客からすると連携が便利なので満足度が高くなる要因かなとは思います。
楽天証券はマーケットスピードなどデイトレする人に支持されているツールがありますし、口座数ランキングでも上位なのでなんとなく理解できるものです。
ランキング調査の方法について
ORICON社が調べたランキングの調査方法は以下の通り。
調査期間は、2016/09/07~2016/9/12。
調査回答者数は、4348人となっています。
年齢は20歳以上。
ランキング結果についての感想
調査人数がとても多いので信頼度はとても高い内容だとは思います。
ただし点数の評価ポイントの中身が見えないので特徴がわかりづらいですが、総合点で誰にとっても平均以上の満足度は得られるものとして参考になります。
どの証券会社を選んでよいか分からない投資初心者の方などにとっては上位のネット証券を選んでおけば間違いはないといえるかもしれません。
ただし実際に取引をしてみるとわかりますが、どの証券会社が自分に合っているのかは人それぞれ違います。
証券会社にはそれぞれに特徴があり、扱っている投資商品や手数料など投資スタイルによってメリットの大きい証券会社を選ぶと良いと思います。
とりあえず満足度の高い証券会社の口座を開設して、
自分で実際に使ってみて判断することが一番重要だと思います。
総合点では分からない大きな違いがあることがわかりますよ。
オリコンのランキングは上位の13位までWEBサイトで公開されていたのですが、
ネット証券会社のランキングなのにフィデリティ証券会社が入っていなかったのはこういったランキングでは見えづらいのだなということがわかりました。
※確認したところ調査対象の43社にフィデリティ証券が入っているのは確認しました。
フィデリティ証券は、知名度の点で劣ることや、基本的に投資信託の取引に特化しており、逆に株取引サービスでは劣る点があるのでどうしても総合点だと低くなってしまうのかもしれません。
総合ランキングに登場してこないサービス特化の証券会社の中にも利用価値の高いところがありますのでぜひ自分のめで確かめてみることをおすすめします。
結局のところ、どこの証券会社が一番かは重要ではありません。
実際に複数のネット証券を使ってみて取引する投資商品やサービスごとに使い分けて、いいとこ取りするのがかしこいやり方です。
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