証券会社オペレーター電話注文の手数料を比較したら10倍も違う?
証券会社では、電話による株取引の注文が可能です。
オペレーターと言われる取引専用の担当者に直接口頭で取引ができるのですからとても便利です。
しかし意外と知られていないのが、「ネット証券」での電話注文取引です。
ネット証券会社での電話注文サービスではあらゆる商品の取引にも対応しておりとてもしっかりしています。
=>ネット証券会社の電話注文で取引できる商品サービスはこちら
そして電話注文で注意しなければいけないのが、
取引手数料です。
ネット証券会社と大手店舗型証券会社の電話注文手数料を比較してみましたので是非ご覧ください。
比較してみて分かりましたが驚くほどの違いがあります!
証券会社の電話注文手数料を比較
電話注文と言っても、オペレーター相手に話す取引の他に、自動音声によるシステムでの注文も可能な証券会社がありますが、
以下は、オペーレーター相手に日本株を注文するときにかかる手数料を比較したものとなっております。
SBI証券では、「インターネットコース」と「ダイレクトコース」でそれぞれ電話注文が可能ですが、手数料に違いがありますので両方掲載しています。
SBI証券イ = インターネットコース
SBI証券ダ = ダイレクトコース
SBI 証券イ |
SBI 証券ダ |
楽天 証券 |
マネック ス証券 |
カブドッ トコム 証券 |
野村
証券 |
大和
証券 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
約定金額 | (税込) | (税抜) | (税抜) | (税抜) | (税抜) | (税込) | (税込) |
10万円
|
2200円 | 943円 | 3795円 | 2750円 | 2090円 | 1991円 | 1925円 |
30万円
|
2200円 | 2095円 | 3795円 | 2750円 | 2250円 | 2619円 | 2656円 |
50万円
|
2200円 | 2829円 | 3795円 | 2750円 | 2250円 | 4505円 | 4427円 |
100万円
|
3960円 | 4400円 | 4180円 | 4400円 | 2990円 | 7648円 | 8855円 |
150万円
|
4840円 | 6286円 | 4400円 | 6600円 | 3440円 | 10267円 | 12243円 |
300万円
|
7040円 | 12571円 | 4950円 | 13200円 | 4790円 | 18333円 | 22407円 |
500万円
|
7040円 | 20952円 | 4950円 | 22000円 | 5690円 | 25143円 | 35959円 |
1000万円
|
7040円 | 31429円 | 4950円 | 44000円 | 5690円 | 44000円 | 60984円 |
3000万円
|
7040円 | 41905円 | 4950円 | 132000円 | 5690円 | 115238円 | 141724円 |
※2021/03/12更新
※各証券会社を比較して割安と思えるところに色を付けてあります。
※マネックス証券は、約定金額の0.44%(最低手数料2750円)で計算したもので算出しております。
※大和証券は、約定金額の規模に応じた料率(0.88550%~0.23100%)と固定の手数料を加算する料金体系となっています。
※マネックス証券と大和証券以外は、約定金額の規模に応じた料金設定表をもとに転記しています。
※3000万円を超える手数料については省略しておりますので各証券会社にてご確認ください。
※SBI証券のダイレクトコースは、全国各地に店舗をかまえているSBIマネープラザという仲介業者に相談したり取引することができるものです。もちろんインターネットを使った取引も自分で出来ます。
インターネットコースからダイレクトコースへの切り替えはインターネットコースの窓口から申し込みで簡単にできます。
※野村證券は、「野村ネット&コール」の料金体系となっています。
※大和証券は、「ダイワ・ダイレクトコール」の料金体系となっています。
オペレーター電話注文の手数料は高いです
比較してみて改めて思ったのは、
オペレーター電話注文による取引手数料は、インターネット取引での手数料に比べ圧倒的に高いということです。
インターネット取引ができる環境にあるひとは、
ネット証券会社をつかって手数料を抑えることがいかに投資成果にも影響してくるかということがわかると思います。
しかし、パソコンやインターネットが使えない方もいらっしゃるでしょう。
人間相手なので口頭で難しい注文にも簡単に答えてくれるのはとても便利なものです。
また普段インターネットの取引をしていても緊急時などに使うなど全ての人にとって利用価値はあると思います。
電話注文の手数料は約定金額が大きいケースを比較することが重要
株を注文して約定した時の金額によって手数料は変わります。
比較する上で注目して欲しいのは、
その約定金額によって手数料の設定が証券会社において大きな違いがあることです。
約定金額が大きくなればなるほど手数料は高くなるのですが、
その上昇率が証券会社ごとに大きく異なります。
上記の比較ではあえて3000万円まで幅広い約定金額で比較するようにしたのですが、
数十万円という少額レベルではネット証券会社でも大手証券会社でも大きな差はありません。
むしろ、ネット証券会社より安く設定されている傾向にあるようにも見えます。
しかし、約定金額が1000万円以上ともなると約10倍もの開きがあったりします!
こんなにも違うとは驚きました。
電話注文での取引手数料を比較する際は、高額での取引手数料がどうかを必ずチェックしておくべきです。
ネット証券会社は電話注文でも手数料が安い
ネット証券会社はインターネットの取引に特化しているから、
インターネットの取引手数料が安いことはよく分かることだと思います。
しかし、電話注文でもネット証券会社が圧倒的に安かったとは驚きです。
もし大手の店舗型証券会社で高い取引手数料を支払ってるのなら、
ネット証券会社へ見直してみるのがいいかもしれません。
とくに手数料の比較で注目して欲しいのは、
300万円以降の手数料です。
ネット証券会社の多くでは、ある一定の金額以上になると一律の手数料になっているのが分かります。
取引する金額が大きければ大きいほどお得なのは当然ですが、
何より一律という安心感はとてもあると思います。
オペレーターによる電話注文は色々試して見直しする
オペレーターによる電話注文とは言っても、
対応の仕方など相手が人間ですから実際に電話注文をしてみないと分からないところもあると思います。
しかし、手数料の比較を見てもらえると分かる通り、
証券会社を変えるだけで大きな得があるのですから一度、見直しを検討する価値は大きいと言えるでしょう。
自分が利用している証券会社の手数料が高いと分かった人は、
ぜひ見直してみてください。
いきなり全ての資産を切り替える必要はありませんので、
少額でお試し注文するなど使い勝手を確認してみて最終判断をされると良いと思います。
それから電話取引とはいえ1つの証券会社でのみ取引をするというのは注意が必要です。
万が一、その証券会社の電話取引が出来なかった場合、
大きなリスクや機会損失につながってしまいます。
使い勝手や手数料の安さなどで複数の証券会社で取引できるように口座を作っておくことはとても大事です。口座を持つだけなら無料ですしね。
電話注文ができるネット証券会社の口座開設は
こちらで紹介しています。
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