投資先の選び方は有望な市場を探してから金融商品を選択が鉄則
目次
投資信託を選ぶのではなく投資先を選ぶことが最優先
投資初心者は、
どの投資信託へ投資しようか?
どの株へ投資しようか?
と考えるものです。
銘柄が主体となって投資をしているのです。
しかし本来、
投資とは有望な市場を探して、
見通しが良さそうなところへ資金を投入することです。
投資信託の銘柄を色々比較して良さそうなものから選択するというのは視野が狭くなってしまいます。
本当に儲かる市場を見逃してしまいますから、儲けることは難しいのです。
有望な市場を見つけた後に、
どの金融商品を使って投資するかを決めるのです。
有望な市場なのですから、
多少、銘柄選択を間違えたとしても大きな失敗をすることがありません。
利益の大小はありますが、儲かってしまうのです。
※個別株だけは、ちょっと例外があります。
投資信託は金融商品です。
ある市場へ投資するための道具にしかすぎません。
良さそうな投資先を見つけてから、
どの金融商品を使って投資するか。
この順番を意識しないといけません。
これから上昇する有望な市場の探し方は視野を広げること
投資ができる市場というと日本には、
・株式市場
・J-REIT市場
・債券市場
などが存在しますね。
しかし投資はグローバルな視点が必要不可欠です。
世界全体を見渡して下さい。
1つの国だけを見ていると視野が狭くなってしまいます。
そもそも日本の景気が悪ければどの市場へ投資しても儲けられない可能性の方が高いです。
だから、投資に失敗すると言っても過言ではないでしょう。
世界全体を見渡せば、
「景気の良い国」と「景気の悪い国」など様々な状況が存在していることが分かります。
わざわざ景気が悪く投資で儲けるのが難しい国へ投資する必要なんて全く必要ありません。
「景気の良い国」へ投資すれば楽に儲けるようになれるのです。
投資の視野を広げる為に以下の視点を持つことは意識しておいてください。
「新興国」「人口が多い」と単に経済成長に目を向けて投資するのはダメ
海外投資に目を向けると成長が確実視される新興国に注目すると思います。
ニュースでよく見かける。
投資雑誌で見かける。
投資セミナーで聞いた。
これらをもとに投資先を探す材料にすることはいいことなのですが、
単に経済成長するからという理由だけで投資先を決めてはいけません。
中国やインドは、人口が増え続けており経済成長も確実視されています。
しかし、経済成長が確実視されているから、
投資で儲かるというのはイコールではないのです。
いくら経済成長していても、
儲からない時期というのがよくあることを私は経験で多く学んできました。
例えば中国の例を見てみましょう。
中国と言えば、
今や日本のGDPを抜き、米国をも抜こうとしており、
世界でも成長著しい国ですよね。
人口の増加やその他の経済指標などで成長を裏付けるデータも多くあります。
しかし、これを見て下さい。
・上海総合指数5年チャート
これは、中国の株価指数になります。
この5年、中国へ投資していたら大きな損失が出たことを意味しています。
中国GDPが日本を抜いたとニュースになったのは、
2011年1月ごろ。
実際に目の前で成長しているのを見せつけられても株価は上昇ないのです。
単に経済成長するからといって投資しても、
儲からないということがお分かりになったのではないでしょうか?
儲かる投資先の選び方は上昇している相場を探すこと
世界の投資マネーは、
儲かる市場を狙って常に動いています。
投資マネーというのは有限なのですから、
相対比較でより良い市場に資金が流れるものなのです。
いくら経済成長している良い国であっても、
他にもっと儲かりそうな国があればそちらへ流れるということです。
それでは儲かる投資先を選ぶにはどうしたらよいか?
それは、今まさに上昇している相場へ投資することです。
上昇しているトレンドが終わるまでは上昇するはずですので、
そのトレンドに乗って投資すれば儲かるというわけです。
少なくとも、失敗が小さくなることは想定出来るのではないでしょうか。
ただし、ちゃんと経済成長を伴っている事は重要です。
一時的にある投機的な動きの相場へ投資してはいけません。
私はそれまでずっと日本株投資をしていなかったのですが、
2013年の始めに日本株投資を始めました。
なぜ株価が上昇しているのか?
上昇している理由が分かれば、
相場を見通すことが出来ますので、その相場の経過具合も見えてきます。
今、投資しても恩恵があるだろうか?
相場を見通して儲かると思えば投資するという判断になるわけです。
儲かる投資先の選び方は分かりましたか?
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