あの時、株で失敗した原因を今の知識と経験を使って分析する

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あの時、株で失敗した原因を今の知識と経験を使って分析する

 

 

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投資の知識や経験レベルが上がった今だからこそ分かる事がある

 

私が個別株の投資をやめて数年が経過しました。

その間、経済投資をメインに投資をおこなっており利益も上げられるようになりました。

 

現在も個別株で儲けようとは思っておりませんが、

十分、知識や経験も身についたと自負しております。

 

そこで、過去の取引で失敗したものを

今の知識や経験を使って分析するとどうなるか?

 

以前、株は儲からないという記事の中で「任天堂」の株取引について書きました。

 

=>株は儲かるのに儲からない理由を「任天堂」株でその状況を説明しています

 

このときの事を振り返り、

失敗の原因を探りたいと思います。

 

投資初心者の方へ経済投資を勉強すれば、

このぐらいのことが分かるようになるという参考にもなればと思います。

 

 

任天堂株の投資で失敗した過去の取引を分析し直す

 

まず、前述した記事で掲載した任天堂株のチャートを広げてみます。

四角の枠で囲んだところが過去記事に掲載した部分。

kabu-shippai

 

 

購入したタイミングに問題はあるか?

 

今の私なら、購入はしないでしょう。

なぜなら、デッドクロス中であり下落トレンドであるからです。

kabu-shippai2

短期の移動平均線が、中期、長期の移動平均線の下に割り込んでいるのがわかりますね。

これがデッドクロスです。

トレンドラインを引いてみると完全な下落トレンドであることがわかります。

 

基本的に株を購入して安全に増やしたいなら、上昇トレンドのタイミングで買うほうがいいです。

 

ただし、その当時の買う理由としては、

かなり下落して安くなり、もうそろそろ底かな?割安かも?

と思ったからです。

 

これは、いわば逆張りですね。

上昇トレンドでの買う順張りと違い、下落トレンドでの買いを逆張りと言います。

下落している中での買いなので如何に底値で変えるかが重要。

kabu-shippai3

下値支持線と言われる横線を引いてみると、逆張りで買うべき底値の基準が分かります。

20000のライン。

あくまでもひとつの可能性ですが。

 

底値を意識した逆張りとしては、悪く無いと思います。

 

ただ、逆張りするなら反転を確認してからの購入になっていますので安全ではあるものの、

逆張りとしては、ちょっと中途半端かも。

勇気がない初心者買いといったところでしょうか。(^_^)

 

 

私の売りは正しかったのか?

 

逆張りで購入した場合、損切り(=売る)タイミングは購入する時点で既に決まっています。

それは、底値と思っていた下値を割った時。

kabu-shippai4

20000のラインを割ったところが、損切りタイミング。

ちょっと遅かった気もしますが、損切りタイミングとしてはそんなに悪くはないです。

 

再度のデッドクロス発生で、

底値ラインを割ったら、もう下げ続けます。

 

正しい知識や経験があれば十分、損切りできるだけの材料が沢山あることに気づきます。

 

 

利益を上げるためにはいつ売れば良かったのか?

 

底値だと思ったら、底値で無かったのだから儲けることはできません。

 

しかし、逆張りであるということを意識していれば、

短期売買で利益を確保することが先決であったと思います。

 

それを決めるポイントは、上値抵抗線です。

kabu-shippai6

過去に意識されていた価格帯にラインを引くだけです。

3本引いてみました。

24000、26000、28500 付近。

 

一番堅いのは、第一のラインである24000付近。

 

たったこれだけの値幅?

と思うかもしれませんが、投資での利益なんてそれで十分です。

利益率は、+9%程度もあるのですから。

 

もっと待って利益を上げたい。

そう思った人は、欲が強い人かも知れません。

 

 

次は、第二のラインである26000付近ですが、

長い上ヒゲがありますから、ここで目一杯。

 

これ以上は、狙わないこと。

第一、第二で部分利確するのは、テクニックとしてありですね。

 

ゴールデンクロスが発生しており、上値切り上げで上昇トレンドになるか!?

という期待を持ちたいところではあるのですが、

そこで待つということは、勝負するということ。

 

失敗したら利益は得られませんから、勝負をしないことが必要です。

 

 

重要なことは、

買う前に売る価格の基準というのは存在していたということ。

 

これを理解できていないから売れないのです。

当時の私が売れなかったのはその知識や経験がなかったからです。

 

 

 銘柄への勝手な思い込みを持たない方がいい

 

そもそも任天堂株の購入を決意した理由ですが、

 

・任天堂DSが爆発的に売れており円高でも過去最高益だったこと

・株価が大きく下げていたこと

 

になります。

 

過去の実績がすごくて、株価が下げたので割安と勝手に思っていたのですね。

 

どの程度の価格が割安かは誰にも分かりません。

相場が決めるものです。

 

企業決算の内容や、今後の将来性を図ることは難しいです。

勝手な思い込みと任天堂への愛着が邪魔していたのが原因だと思います。

 

身近だし応援したいから買うなんていう理由はヤメましょうね。

 

=>初心者が身近な企業を応援するという理由で株を買うのはヤメましょう

 

 

 

株で失敗を少なくしたいなら上昇トレンドで順張りをすること

 

株に限らず、私の経済投資の基本としては、

上昇トレンドにある市場を買うということ。

 

上昇トレンドにある市場だと、銘柄選定を失敗しても儲かってしまう確率が格段に高いからです。

 

個別株でも同じです。

上昇トレンドにある銘柄を選んだ方が失敗は少なくなると思います。

 

私が失敗した最大の要因は、

下落トレンドの銘柄を選んだこと。

 

経済投資の観点でもっと大きな話をすると、

低迷している日本市場への投資をするより、

上昇トレンドにある他の国へ投資した方が良かったと思います。

 

もし日本株を買おうと思っている人がいるなら、

今、日本市場は上昇トレンドであるかどうか?

このくらいは、意識しましょうね。

 

 

 

 






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