資産運用の目的は保有資産規模と年齢で決める!(2)
次に年齢です。
人間の人生には限りがあります。
例えば、70歳の高齢で
20~30年、残りの人生を考えるとします。そこから資産を増やしたとしても、自分は使うことは出来ないかもしれません。それでも増やしたいですか?
それよりも減らさないように安定を求める方がよいのではないでしょうか。
お金より、個人の人生をどう送るかの方が優先順位は高いはず。
子供のために資産を残すとしても、自分の生活よりも優先して増やしてやりたいなんて普通は思わないでしょう。
高齢者は、増やす投資をしてはいけないということではありません。
資産の一部を増やすことができるとしたら人生が豊かになますし、より謳歌できることでしょう。
ただし、残りの人生を考慮するのが資産運用なのです。
定年になってから初めて資産運用するだとか、儲ける投資をするだとかは失敗でよくある話なので挑戦したいという動機は考え直した方がいいかもしれません。
それに対して、
例えば20代~の若者は
残りの人生が多く残っています。
経済の状況は時とともに変化していくので、残りの人生が多いほど不確実性が大きくなります。
金融危機や給料が下がったりします。
好きな時に好きなだけお金を使っていては、将来とても困ることになることは想像しえますね。
お金を計画的に使うことも、資産運用の一部です。
※お金を使わないこととは、増やすことと表裏。
残りの人生が長いということは、これから働いて給与を得る機会が多く資産計画もしやすいです。
すると、資産を増やす期間が長く余裕もあり、失敗しても挽回できる可能性がありますから、
増やす投資をした方が良いのではないでしょうか。
若い時は資産規模の絶対額が少ないですから増やす投資でないと増えないですし、資産運用の 勉強は将来の減らさない運用をする時につながっていきます。
若い時に多く経験すれば、良い資産運用をすることができるようになりますね。
職業や努力により、給与などの収入は増やせます。若いからといって必ずしも、増やす資産運用をする必要はありません。
若いから増やす投資をしないといけないのではなく、若者には選択肢が広く存在しているということを知っておくと人生も広がることでしょう。
自分がどうあるべきか。
目的を持って、あなたの資産運用方法を選択してくださいね。
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