投資信託の分散度レベルに応じた運用/リスク軽減とリターン
経済投資は、分散することが投資を簡単にしています。
しかし、分散には色々な レベルの「分散度」 があります。
分散度により、リスクを軽減したり、リターンを多くしたり出来ます。
経済規模における投資信託の分散度
経済規模についてはコチラ参考>>経済投資の種類
「国単位」 の投資信託と
「世界経済規模」 の投資信託では、世界経済規模の方が分散度が高いです。
例えば、国単位の投資として中国に投資するとします。
中国の経済が上向いているときは大きく儲かりますが、経済が下向いてくると株価も下がるので損します。
「分散度が低い」 です。ハイリスクハイリターンと言えます。
次に、世界経済へ投資するとします。
世界経済とは、経済規模の大きい米国を中心に日本や中国、その他の先進国や新興国を含めたものを言います。
中国株が下がってても、米国株が上がっていたりします。世界規模で見れば、どこかが下がっていても、どこがが上がっていれば、そんなに損はしないものです。
逆に儲けがあっても、他の損している国で相殺されてしまうので、あまり儲からないことも分かりますね。
「分散度が高い」 です。ローリスクローリンターンと言えます。
運用における投資信託の分散度
経済規模の投資を運用の仕方で分類することができます。
例えば、国単位の投資で日本経済の場合を見てみましょう。
・ 日経平均への投資
日経平均といえば、毎日のようにTVのニュースなどで報道されていますので誰もがご存知ではないでしょうか?
これは、東京証券取引所というところに、上場されている日本の主要企業を時価総額をもとに平均化したものです。
ある企業の業績が悪く株が下げていても、ある企業は上げているものです。
企業ごとの業績や株価などは予測する必要もないので簡単ですね。
企業の 「分散度が高い」 のでローリスクローリンターンと言えますね。
日経平均への投資は、インデックス投資信託でおこないます。
・日本企業を選別した投資
企業には、業績が悪いものと。業績が良いものがありますね。
専門家であれば業績が悪くなるところと、良くなりそうな所がある程度選別できたりします。
良くなりそうな企業の株だけを集めれば、悪い企業の損失が相殺されない分儲かります。
企業の 「分散度が低い」 のハイリスクハイリターンと言えますね。
※必ずしも、未来の業績予測ができるわけではないし、業績と株価が連動しないことがあります。だから株の予測は難しいのです。
企業選別の投資は、アクティブ投資信託でおこないます。
分散度とは、
「経済規模」 と 「企業を選別」 の2つを
掛けあわせたもの で分散度を区別することが出来るのです。
※図にすると以下のようになります
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