銀行口座から積み立て資金引き落としに失敗した場合どうなる?
投資信託の積み立てで銀行口座からの自動引き落としを設定している場合、
当然、銀行口座に積み立てに必要な資金残高が不足していれば引き落としは失敗します。
その場合にどう対処すべきかや知っておくべきことをご紹介したいと思います。
引き落としに失敗した場合その月の積み立てはどうなる?
銀行口座に買い付けに必要な資金が1円でも不足すれば引き落としに失敗しますが、
その月の積み立ては、実施されないことになります。
複数銘柄を積み立て設定している場合があると思いますが、
引き落としは積み立て金の合計が必要ですので、
1円でも必要資金が不足すれば、「全ての銘柄」が買い付け失敗となります。
引き落としが失敗した月に積み立てをおこないたいと思った場合は、
自分が証券会社の口座に手動で入金して、手動で買い付ける必要があります。
引き落としが失敗した場合のメール通知サービスを実施しているところもありますので、
引き落とし失敗しがちなひとは利用すると良いかもしれません。
=>投資信託の積立で引き落とし/買い付け失敗した場合の通知サービス
引き落としに連続で失敗すると積み立ての契約が解除される
銀行口座からの引き落としが連続で何度も失敗する場合、
強制的に 積み立ての契約が解除される証券会社がほとんどです。
以下は、何回連続で引き落としが失敗すると契約が解除されるかを比較したものです。
積立設定の解約条件 | |
---|---|
フィデリティ証券 | 連続6回で停止 |
SBI証券 | 連続3回で停止 |
楽天証券 | 連続3回で停止 |
マネックス証券 | 連続3回で停止 |
カブドットコム証券 | 停止することはない |
※2016/05/25時点の確認内容
連続3回というところが多いですが、
基本的に引き落とし処理は1ヶ月に1回しかおこなわれませんので、
3ヶ月連続で失敗したという意味になります。
3ヶ月も連続で失敗するようであればしょうがないとは思いますが、
積み立ての契約が解除された場合、次月以降はいくら銀行口座に残高があっても積み立てがおこなわれなくなります。
積み立ての契約が解除された場合は再度、申請が必要
連続で銀行口座からの引き落としが出来ず積み立ての契約が解除されてしまった場合、
再度、申請すれば積み立てを再開できます。
銀行口座の自動引き落とし設定などは時間がかかることもありますので、
積み立て契約の解除は避けたいところです。
そもそも何度も連続で銀行口座からの引き落としが失敗するなんて、
銀行の口座管理がしっかりできていない証拠です。
給与入金のタイミング、光熱費やローンの支払いなど、
どうしても引き落としが失敗しやすいひとというのはいらっしゃると思います。
※現金を遊ばせず資金効率高く運用されているひともいるでしょうから、
必ずしも性格がズボラなひとばかりでもないでしょう。
今後は失敗しないようにしっかり見直して、
証券会社の迷惑にならないように注意しましょう。
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