投資信託の設定来安値と高値価格で逆張り!一瞬で検索
投資は安く買って高く売る
安く買うにはいかに底値となるところを買うか?が課題です
一つの特徴的なパターンとしてご紹介しています。
しかし、この逆張りは大きな上下を利用したものでそんなに発生するものではありません。
そこで、他の方法をご紹介します
設定来安値で現在の割安感を捉える
「設定来安値」というのは、投資信託が新規に販売販売されてから今までの一番安い価格を指します。
底値といっても見る期間によって様々です。
3ヶ月。3年。5年・・・。検索してみてください。見る景色が全く違いますよ。
今はここがしばらく底値になっていたが、さらに下落して新たな底値が出来るかもしれません。
通常、底値というのは、現在下げている状況下において反発するポイントを指します。
反発すると上昇していくポイントで、これから暫くの間そこより下落しないから底値なのです。
販売されてから10年を経過した投資信託があるとします。
この全期間での一番安いところが分かれば一つの大底として基準になると思います。
長期間運用して一番、安かったのですから買いたいと思っている人は意識せざるおえません。
「過去の暴落では、ここまで下げるが最大。これ以上は下がらないだろう」
設定来安値を基準にチャートをなんとなく眺めてください。
大底に近ければ近いほど、割安感が高くなってくることがわかってもらえると思います。
これを使えば、 逆張りで買うときの戦略で使えると思えませんか?
設定来安値を基準に反発ポイントを探る
設定来安値を基準にするのですが、同じようなポイントまで大暴落するような相場はそうそう起こるようなものではありません。
人間が投資で売り買いするとき、大底を意識しますが、同様に天井も意識します。
「設定来高値」です。
大底と同じように、過去最大の高値になれば、
「過去の上昇では、ここまで上げたのが最大。これ以上は上がらないだろう」
あなたもそう思うと思います。
とはいえ、これもそうそう起こるものではありません。
そこで「大底」 と「天井」 を基準とした全期間の相場において、人間の心理状況を利用したテクニカル分析を使った手法を組み合わせてみます。
相場とは、「高値」 と 「安値」 を意識して相場が上下に形成されていきます。
「最高値更新」 や 「最安値更新」 など余程の相場状況の変化がない限り、「高値」と「安値」の間で動くのです。
そこでテクニカル分析でよく使われる、
「1/2戻し」、「2/3戻し」を使います。
1/2戻しは、要するに半値ということですね。過去の相場をみて上下の中間に位置するところです。
人間の心理として、何故か半値というのは意識してしまうのです。
半値を超えるか?半値を超えないか?
半値を割るか?半値を割らないか?
これを利用すると、そこに半値という基準ができるわけです。
2/3という節目も2/1同様に意識されます。これも基準として使えますね。
今、暴落が起きたとします。その後、底値を反発し半値のすぐ下まで戻りました。
あなたはそこで買いますか?
私なら買いません。そのポイントは強く意識されるので、一旦売ってしまおうと考える人が多いからです。
私が買うなら、底まで下げた時に反発した直後。もしくは、半値まで戻った後に売る人が多くもう一度、底値に近づいた時。
このように、心理的になぜか気にしてしまう基準を知ると知らないとでは投資に大きな差が出ることを理解しておいてください。
投資信託の過去データは、10年にのぼる膨大なものです。
設定来安値や 設定来高値を 確認することすら容易ではありません。さらに、2/1や3/2の価格など計算するのも面倒ですよね。(^_^;
そこで自動で最新データを取得して分析するTOOLを作ってみました。
私が開発した設定来安値を検索するTOOL
以下、画面イメージ
(1) 銘柄を選択
(2) 「分析開始ボタン」を押すだけ
過去12年分の最新データを取得して、最安値と最高値を調べてくれます。
そして、2/1、3/2の価格も自動計算されますので、その基準を参考にして投資に活かしてみようというものです。
値幅も計算されますから、その上下区間ではどのぐらい儲けることが出来るのか?ということが確認できます。
たいして儲けることができないのであれば、「わざわざリスクをおかしてまで投資する必要もない」などの判断にも利用できますね。
参考情報
EXCELの計算式を独自の計算式に変更することができます。自由にカスタマイズしてください。1/3や1/4などを基準に作ってみるのも面白いと思います。
※解析結果は自己責任で解釈してくださいね。
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