NISA口座は証券会社を変更できる毎年見直しがベスト

3日後以内に上場予定のIPO銘柄があるかチェックします 本日、需要申告(BB)に申し込めるIPO銘柄があるかチェックします 最新IPOの上場結果/予定/カレンダーが確認できます 投票IPO申し込みアンケート投票の状況が一覧で確認できます

スポンサードリンク

NISA口座は証券会社を変更できる毎年見直しがベスト

 

 

nisakouza-henkou
(来年)2020年に利用するNISA口座の証券会社変更は、2019/10/01以降から申し込み可能となります。※2019/10/01~2019/12末までにNISA口座を変更しておくと2020年01月から別の証券会社でNISA運用できますので早めにやっておくことをおすすめします。

NISA口座をもつ証券会社は1年単位で変更可能です

 

新規買い付け可能なNISA口座は、どこか1つの証券会社に1口座のみしか持てません。

しかし、口座を開設したものの、使い勝手が悪かったり、買いたい金融商品が無かったなど、

使ってみてはじめて不便だと気づくことがあります。

 

そんな不満を解消するため、

2015年から「1年単位」でNISA口座をもつ証券会社を変更することが可能になりました。

※それまでは、NISA口座の勘定設定期間である4年毎にしか証券会社は変更できませんでした。

nisakouza-henkou2

もちろん、これまでどおりNISAで口座を開設できるのは、

どこか1つの証券会社のみというのに変わりませんが、

毎年、自由に変更することができます。

 

変更したあとでも1年経過すれば、

当然、また元の証券会社に戻すことも出来ます。

 

 

毎年、変更を検討してみるのは一見の価値あり!

 

使い勝手に問題がなくてもNISA口座を利用するうえで注目しておきたいのは、

NISA口座のみに適用される優遇処置です。

 

1つの証券会社でしか開設できないという制限もあって、

各証券会社では、NISA口座の優遇処置が差別化されています。

 

特に、投資信託の手数料が完全無料というのは、投資の結果に大きく影響したりもするのでぜひとも利用したいものです。

 

=> フィデリティ証券のNISA口座は投資信託の手数料が完全無料

 

口座開設した当初は、かなり使える優遇処置があったのにもかかわらず、

改悪されてしまうこともしばしばです。(^_^;

 

NISA口座で投資信託の手数料が完全無料だったのに、

現在では通常に戻っているようなところは多いので毎年見直す必要があると思います。

 

同じ使い勝手で優遇処置が他に良い証券会社があるなら、

変更を検討してもいいでしょう。

 

=> NISA口座の比較はこちらを確認してください

 

毎年、年末付近になったら、

翌年のNISA口座は、どこで運用すべきか見直してみるとベストだと思います。

 

 

NISA口座をもつ証券会社を変更する方法

 

NISA口座を変更する手順と流れは以下のとおりです。

 

(1)変更前の証券会社に変更届をするための書類を請求する

 

変更前の証券会社にNISA口座を別の証券会社へ変更したい旨を伝えて下さい。

ネット証券の一部では証券会社のオンライン専用ページで変更申請することができるところもあるようですが、

ほとんどは電話で問い合わせるようになっているようです。

「金融商品取引業者変更届出書」という書類を郵送で受け取ることができます。

 

(2)「金融商品取引業者変更届出書」を返送する

 

変更前の証券会社から受け取った、
「金融商品取引業者変更届出書」に必要事項を記入して、変更前の証券会社へ返送します。

 

(3)「非課税管理勘定廃止通知書」を受け取る

 

変更前の証券会社が「金融商品取引業者変更届出書」を受け付けたあと、

NISA口座の廃止通知を税務署へおこなうことになっています。

そしてその後、

変更前の証券会社から「非課税管理勘定廃止通知書」が郵送で送られてきます。

変更先の証券会社へNISA口座を開設するときに必要となりますので大切に保管しておいてください。

 

 

※ここからは通常のNISA口座開設に関する流れになりますが、一部異なります。

 

(4)変更先の証券会社へNISA口座の開設書類を請求する

 

NISA口座の新規開設は、ネット証券などでもオンラインの専用画面でおこなえるところがほとんどです。

もちろん、電話での問い合わせでも可能です。

「非課税口座開設届出書」が郵送で送られてきます。

 

(5)NISA口座の必要書類に「勘定廃止通知書」を同封して返送する

 

通常、NISA口座開設には以下の書類が必要です。

 

・非課税口座開設届出書

・本人確認書類(免許証のコピーなど)

・住民票の写し原本(コピー不可)

・マイナンバーが記載されている書類のコピー

 

そして、NISA口座を変更する場合は、
以下の書類を追加で同封する必要があります。

 

・非課税管理勘定廃止通知書

 

変更前の証券会社でNISA口座を廃止したことを証明するためのものですので、

届け出をスムーズにするためにも忘れないように注意して下さい。

 

=> NISA口座の開設手順はこちらを参考にして下さい

 

 

NISA口座の変更はなるべく前年中にやっておく

 

証券会社変更の手続きは、

変更したい年の前年10月1日から、変更したい年の9月30日までに、

ご希望の金融機関に「勘定廃止通知書」と「非課税口座開設届出書」を提出することになっています。

nisakouza-henkoukikan

point

具体的に言うと・・・
※現在が2016年とした場合、2017年に利用するNISA口座の変更は2016年10/01から変更可能

※現在が2017年とした場合、2017年に利用するNISA口座の変更は2017年09/30まで変更可能。ただし2017年のNISA口座枠を利用していないことが前提

 

当然、上記の例で証券会社A社のまま何も変更手続きをしていなければ、

2017年1月1日以降は証券会社Aで引き続きNISA口座を利用する状態になっています。

 

また、変更したい年分の属する年の1月1日以降、NISA口座で買い付けをおこなってしまった場合、次の10月1日までは、もう変更はできなくなりますので注意して下さい。

 

point

具体的に言うと・・・
現在が2017年とした場合、2017年は別の証券会社でNISA口座口座を買い付けたいと思っていても、

2017年(2017/01/01~09/30)に一度でも証券会社AのNISA口座で買い付けてしまうと、もう2017年利用分は他の証券会社に変更できないということです。

 

当年中の変更は、変更前証券会社で一度も利用していない場合に限るということですね。

 

この場合、次年である2018年からの変更を検討することになりますが、2017/10/01までの最長、9ヶ月近く待たないといけないわけですから注意しておきたいところです。

 

翌年のNISA口座を変更したいと思っているときは、
年初からの取引に間に合わせるためにも、
なるべく前年の10月1日から12月末までにやっておくことをおすすめします。

 

 

年末の取引に注意

 

NISAの買い付け可能枠の利用は、受け渡し日ベースで判定されます。

株式や投資信託の約定日から数日遅れて利用される点に注意して下さい。

 

例えば2017年に日本株を取引した場合、

12/26(火)に約定したものは、2017/12/29(金)に受け渡し。

12/27(水)に約定したものは、2018/01/04(木)に受け渡し。

 

※年末年始の取引は各証券会社でお知らせがありますので毎年、確認してください。

※特に海外向け投資の場合は、約定、受け渡しに時差がありますので日本株よりも最終取引日は早くなりますので注意して下さい。

 

年末は受け渡しベースで実質新年度入りするため、
次年の新規NISA枠を利用することになるのです。

 

次年のNISA枠を一度でも利用してしまうと1年間、証券会社を変更できなくなります。

年内の取引だから大丈夫と勘違いしてしまいがちなので注意して下さい。

 

※NISA利用額の上限がリセットされるので注文画面に表示される証券会社なら気づくとは思います。

 

 

来年分のNISA口座変更は10月01日からしか受付開始されません

 

変更元証券会社でNISA口座をまだ一度も利用していないのであれば、

当年分のNISA口座の変更は09/30までならいつでも可能です。

 

しかし、来年分は10/01からしか変更できません。

 

以下は、楽天証券のNISA口座変更の申請画面です。

nisakouza-henkou-rakuten

NISA口座を一度も利用していなければ、

当年分の変更申請はできるのですが私はもうすでに利用しているので変更申請ができないようになっています。

 

10/01(休日の場合は翌営業日)以降になると、

この画面で変更申請が可能となります。

 

私が確認した範囲ではどの金融機関でも同じ対応となるみたいです。

 

10/01より前に変更前の証券会社から廃止の書類を受け取って手続きを早めにやるということができないということです。

 

point前年のうちにNISA口座の変更手続きを済ましておくとしたら、

10/01が来たら早めに手続きしておく必要がありますので注意したいところです。

年末近くなるといろいろなところが混雑して処理が遅れる可能性もあるかもしれませんので早め早めにやっておくといいと思います。

 

 

マイナンバーを登録していないと金融機関への変更ができない

 

変更可能となる10/01以降に、
楽天証券でNISA口座変更の画面を確認してみたところ以下のようになっていました。

nisakouza-henkou-mainannba

マイナンバーを証券会社に登録していないと変更できないことが判明!
もっと事前に教えてよ。(^_^;

 

最近、証券会社の口座を開設する場合はマイナンバーの登録は必須となっていますが、

以前から口座開設している人は登録していないことも多いと思います。

※2018年末までには全員が登録必須となっています。

 

各証券会社毎にマイナンバーの登録申請方法がありますのでそれに従ってください。

マイナンバーカードのコピーを提出することになります。

証券会社によっては、改めて身分証明のコピーを求められるところもあります。

 

マイナンバー登録後、ようやく変更できる画面が表示されました。

nisakouza-henkou-kinnyuukikan

 

変更できる日付になってからマイナンバー登録のメッセージが出るとは驚きましたが、

申請には郵送など登録完了するまでに時間がかかりますので、

出来るときに早めにやっておくことをおすすめします。

 

 

NISA口座変更にかかる時間はどれくらいか?

 

大体の目安ですが、

 

変更前の証券会社で、
NISA口座を廃止する手続きが、1~2週間。

変更先の証券会社で、

NISA口座を新規開設するのに、1~2週間。

 

おもに税務署での処理に時間がかかるようですが、

証券会社での受付や郵送などの時間もありますので余裕をみておきたいです。

 

あくまでもおおよそではありますが、

約1ヶ月くらいで変更は完了するものと思います。

 

point添付書類の用意や、

NISA口座を開設する書類の申し込みは口座廃止の手続きと並行してやっておくと時間の節約はできると思いますので、
心がけておくといいと思います。

 

 

今まで使っていたNISA口座はどうなるか?

 

NISA口座の変更を行った場合、

変更前の証券会社ではNISA口座で買い付けた株式や投資信託はそのままとなりますが、

売却のみが可能な状態になります。

nisakouza-henkougo

 

各NISA枠は、利用可能となる1年目のみしか新規買い付けすることはできません。

使わなかった枠の残りは消滅してしまいます。

 

複数の証券会社にNISA口座が存在することになりますが、

新規買い付けできるのは当年で保有しているNISA口座の1つみなので変わりません。

 

 

 

大盤振る舞いのNISA制度は10年限定!

最大限活用するため今すぐ開設すべし

 

shita2

 

NISA口座開設キャンペーン

 






★この記事を読んだ方はシェア/ブックマークで応援お願いします。

 




トップページへ


↑このページ先頭へ

スポンサードリンク

お役立ち関連記事

ついでに読みたい

  1. かんたんnisa口座開設手順です。時間や必要書類バッチリ把握
  2. NISA導入理由と経緯は日本貯蓄を投資で景気をよくするため
  3. 日本版ISAのNISA(ニーサ)何の英語略とイギリスISA違い
  4. 急げ!NISA口座開設キャンペーン比較せよ期間限定の特典こちら
  5. NISA(ニーサ)の仕組みを分かりやすく解説
  6. NISA(ニーサ)とは?投資してない人は見逃しちゃダメ

NISAでお金を増やす!無税の資産運用やらなきゃ損NISAでお金を増やす!無税