エル・ティー・エス【6560】のIPO抽選申込どうする?

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エル・ティー・エス【6560】のIPO抽選申込どうする?

 

 

lt-s-ipo

作成: 2017/11/17 更新: 2017/12/15

エル・ティー・エスIPOの紹介

(※2017/12/15更新)

コード 6560
会社名

(株)エル・ティー・エス

市場 マザーズ
事業内容

主に企業経営や業務・組織改革のための
コンサルティング。
IT、ロボットなど、最適なテクノロジー
導入における支援。
IT業界に特化したビジネス、
及び人材のマッチングサイト
「assign navi」を運営。

公募売出
価格
680円
※仮条件の上限
上場日

2017/12/14

初値
12/15
2810円
+313.24%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

エル・ティー・エスの株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2017/11/29(水)~12/05(火)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間とかなり短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

747,500株

 

(内訳)

公募(新株式発行): 292,000株
公募(自己株式の処分): 208,000株
引受人の買い取り引受による売り出し: 150,000株
オーバーアロットメントによる売り出し: 97,500株

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

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想定発行価格と仮条件の価格

(※2017/12/15更新)

想定発行価格 630円
仮条件の価格(11/27) 630~680円

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
樺島  弘明 代表取締役 23.64% 90日間
株式会社クレスコ その他の
関係会社※2
15.81% 90日間
保有分売出
(29.35%)
株式会社
ドリームインキュベータ
  12.16% 90日間
李  成一 代表取締役以外の
取締役
8.69% 90日間
グローバル・ブレイン5号
投資事業有限責任組合
  8.21% 90日間
塚原  厚 従業員 7.02% 90日間
金藤  正樹 従業員 6.90% 90日間
株式会社
エル・ティー・エス
自己株式 4.95%  
吉田  悦章 代表取締役以外の
取締役
2.38% 90日間
高麗  貴志 代表取締役以外の
取締役
2.02% 90日間

※1 代表取締役以外の取締役
※2 上場後はその他の関係会社ではなくなる見込み。

 

90日のロックアップ期間:2018/03/13まで

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

 

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
株式会社クレスコ その他の
関係会社
150000 3.57%

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

lt-s-ipo-shito

新規発行による手取金の概算額 309,000千円
第三者割り当て増資の手取概算上限 60,425千円

 

(使途の内訳)

㈱アサインナビへの投融資資金 150,000千円
※アサインナビの新規機能開発等にかかる外注費
本社オフィス移転時の内装費 100,000千円
※事業拡大及び人員増加に伴うもの
金融機関への返済資金 48,972千円
残額 70,453千円
※残額は将来におけるサービスの成長に寄与するための支出又は投資に充当する方針

 

 

直近の決算状況と業績の推移

lt-s-gyouseki

以下、2015/12期から連結決算。

  2015/12 2016/12 2017/09
(第3四半期)
売上高
(百万円)
1897 1976 1753
経常利益
(百万円)
101 11 150
当期純利益
(百万円)
63 -144 100
1株当たり
配当額(円)
- - -
1株当たり
当期純利益(円)
20 -45 33

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2015/12 2016/12 2017/09
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- 4.16% -11.29%
経常利益の
前年同期比
- -89.11% 1263.64%

 

以下、単独決算のみ。

lt-s-gyouseki2

  2012/12 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12
売上高
(百万円)
931 1377 1475 1867 1874
経常利益
(百万円)
73 158 139 249 118
当期純利益
(百万円)
72 190 81 19 △ 144
1株当たり
配当額(円)
- - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
31002 77074 28337 6 △ 45

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※2002/3にエル・ティー・ソリューションズ設立。2008/4に現社名に変更。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2012/12 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12
売上高の
前年同期比
- 47.91% 7.12% 26.58% 0.37%
経常利益の
前年同期比
- 116.44% -12.03% 79.14% -52.61%

 

point<管理人コメント>

堅調に売上を伸ばしてきていたものの、直近の2016/12期は前年並みで伸び小幅にとどまっております。

 

経常利益が大きく縮小しているのが気になりますが以下の要因が挙げられています。

 

売上原価: 前連結会計年度比約+65百万。  
主にプロフェッショナル事業における外注加工費のコスト増加 
販売管理費及び一般管理費: 前連結会計年度比+105百万   
主に内部管理体制構築の人件費と社員採用のための採用費が増加 

 

そして純利益がマイナスとなったのは、
サービス立ち上げに赤字が続いていたプラットフォーム事業における計画修正で減損損失、約64百万円を計上するとともに法人税等、約91百万円を計上とのこと。

 

とりあえずは今期現在の進捗具合は前年を上回りそうにも見えるので、
まだ鈍化するという状況にあるわけではないかなと感じます。

 

売上の伸びは安定していないところがあるものの、
堅調に推移しているといったところでしょうか。

 

プロフェッショナルサービス事業では、サービス提供を完了した時点で報酬を受取ることとなっているようなので、売上が計上されるまでに時間差があるところは売上の推移に影響しているかもしれません。

 

・連結子会社の詳細

設立 会社名 所在地 事業内容
2008/03 株式会社アサインナビ 東京 プラットフォーム事業
2013/03 LTS ASIA Co., Ltd. 香港特別行政区 プロフェッショナルサービス事業

 

 

エル・ティー・エスの強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 経営から事業の最前線まで現場に入り込み改革を支援できる
  2. ビジネスプロセスを可視化と生産性の測定をすることができる
  3. プロセス改善や戦略実現のために必要な手法を立案できる
  4. AI・RPA等の業務ロボット導入による効率化自動化など新たな手段を提供できる
  5. データ分析領域でのデービス提供もできる
  6. 人材や問題解決手段をもつ企業のマッチングができるアサインナビ
    ※ITを業界の多重下請け構造の改善、高単価案件の提供を実現。
  7. 自社でもアサインナビの会員企業のリソースを活用してサービス提供
    ※エル・ティー・エスはアサインナビの会員として利用。

 

point<管理人コメント>

ビジネスにおける働き方改革とデジタルシフトを推進するためのコンサルティングサービスが特徴となっており、2つの事業から成り立っています。
lt-s-hanbaijisseki

売上のほとんどがコンサルティング部分である「プロフェッショナルサービス事業」となっていますが、「プロフェッショナルサービス事業」と「プラットフォームサービス事業」の関係が重要な意味を持っています。

 

エル・ティー・エスはプラットフォーム事業でアサインナビの運営をするとともに、自社でもアサインナビの会員になっており、プロフェッショナルサービス事業を提供する上でのリソース確保を実現しています。

 

リソースを確保するとともにアサインナビの利用手数料を得られるビジネスなのだから自社にとってはとても優れているものだと思います。

 

アサインナビによる収益には以下のようなものがあります。
・各種イベントなどの会費
・成約手数料
・イベント/研修の参加費
・アサインナビのツール販売による利用料

 

 

エル・ティー・エスの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 顧客基盤の拡大に向けた営業活動を強化
    ※既存顧客のシェア拡大、パートナー企業との関係強化
  2. 提供サービスを強化して多様化するニーズに対応
  3. アサインナビの会員数増加とマッチングの最適化
  4. アサインナビのM&A仲介等の周辺機能強化
  5. 現事業から派生した新規事業の育成

 

point<管理人コメント>

今現在は、プラットフォーム事業(アサインナビ)の売上割合が少ないですが、会員数増加の他、エル・ティー・エスの事業拡大にともない増えていくのだろうと思います。

 

プラットフォーム事業は赤字が続いていたようですが、ようやく黒字転換したとことのようです。
・プラットフォーム事業の損益
2015/12期: 約-146百万円の赤字
2016/12期: 約-94百万円の赤字
2017/09時点: 約+10百万円の黒字

 

2017/09時点の売上に対するプラットフォーム事業の割合は以下の通り。
lt-s-hanbaijisseki2
現時点でプラットフォーム事業の売上高は前年を上回っており、全体の売上高に対する割合も増えているので着実に事業が拡大してきているのが分かると思います。

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

政府の働き方改革に対する取り込みは追い風となっている上に、IT人材の人手不足という社会的背景も追い風です。
それからAI、ロボット、データ分析など新しいテクノロジーを活用したいと思っているところからの需要は高まっていると思いますので今後に期待したい会社だと思います。

 

ロックアップはしっかりしており、ベンチャーキャピタルによる売り出しも心配がありません。

 

マザーズ市場で公開株数はかなり少ない方で、今年のIPO市況はとても良いです。

 

気になる点としては、上場前々日に大型の「カチタスを含む2社同時上場。上場前日には超大型の「SGホールディングスを含む4社同時上場。上場当日には、大型の「アルヒと合わせて2社同時上場となります。それらと比べると「エル・ティー・エス」の規模はとても小さく、「アルヒ」はベンチャーキャピタルの売出でもあるのであまり気になりませんが、資金分散による初値上昇の抑制は気になるところです。

 

業績は悪くないですし、人気のIT関連銘柄で政府の政策銘柄、そしてIT人材の人手不足という社会背景。公開株数が少ない方で需給だけでも期待できると思いますので初値上昇には期待したいところです。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 大和証券
引受 SBI証券
引受 SMBC日興証券
引受 いちよし証券
引受 岩井コスモ証券
引受 マネックス証券
引受 エース証券
引受 藍澤證券

 

ネット証券で平等抽選であるマネックス証券などは忘れずに申込みしておくことをオススメします。

 

 

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point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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