大阪油化工業【4124】のIPO抽選申込どうする?

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大阪油化工業【4124】のIPO抽選申込どうする?

 

 

osaka-yuka-kougyou-ipo

更新: 2017/10/05

大阪油化工業IPOの紹介

(※2017/10/05更新)

コード 4124
会社名

大阪油化工業(株)
※「おおさかゆかこうぎょう」と読みます。

市場 ジャスダック(スタンダード)
事業内容

素材から不純物を取り除き純度を高める
精密蒸留精製に関連する事業。
研究開発支援、受託加工、
小型蒸留装置の販売メンテナンスなど
のサービスを提供。

公募売出
価格
1860円
※仮条件の上限
上場日 2017/10/5
初値
10/05
3100円
+66.67%

 

point<管理人コメント>
初値は思ったより上振れました。さらにその後、ストップ高まで買われ、上場当日は、3800円で高値のまま引けています。どうやら、有機EL関連銘柄と認識され買われた模様です。

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

大阪油化工業の株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2017/9/19(火)~9/25(月)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

point<管理人コメント>
需要申告の期間が、「ウェルビーMS&Consulting」が同じ期間で集中しています。しかも上場日が全く同じで、大阪油化工業を合わせて3社同時上場となります。多くの証券会社では、需要申告の際に買い付け可能な資金余力が必要となっていますので、資金が少ない方はどの証券会社で、どのIPOに申し込むかを考えた上で申込するようにした方がよいです。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

609,500株

 

(内訳)

公募: 270,000株
引受人の買い取り引受による売り出し: 260,000株
オーバーアロットメントによる売り出し: 79,500株

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

osaka-yuka-kougyou-jasdaq

osaka-yuka-kougyou-kabusuu

 

 

想定発行価格と仮条件の価格

(※2017/10/04更新)

想定発行価格 1830円
仮条件の価格(9/15) 1830円~1860円

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
堀田  哲平 代表取締役
社長
68.92% 90日間
堀田  修平 代表取締役
会長
23.43% 90日間
野村  直樹 取締役 1.59% 90日間
島田  嘉人 取締役 1.52% 90日間
石川  清 従業員 0.34%  
堺  清 従業員 0.34%  
野村  正一 従業員 0.34%  
若狹  章泰 従業員 0.28%  
藤井  洋一 従業員 0.28%  
林  安彦 従業員 0.28%  

 

90日のロックアップ期間:2018/1/2まで

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
堀田  哲平 代表取締役
社長
140000 19.30%
堀田  修平 代表取締役
会長
120000 16.54%
合計   260000 35.84%

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

osaka-yuka-kougyou-ipo-shito

 

新規発行による手取金の概算額 448,572,000円
第三者割り当て増資の手取概算上限 133,846,000円

 

(使途の内訳)

パイロットプラントとしての連続蒸留塔の新設 220,000,000円
オフィス増床等の事務棟改築 75,000,000円
安全対策のための設備等 64,600,000円
製品の貯蔵能力増強のための倉庫新設 35,000,000円
品質向上のため分析機器購入 31,000,000円
性能向上のためのボイラー更新投資 25,000,000円
研究開発費 50,000,000円
※効率で最適な精製方法の設計・確立の研究

 

残額  81,818,000円

※残額については、経費等の支払に関わる運転資金に充当予定

 

 

直近の決算状況と業績の推移

osaka-yuka-kougyou-gyouseki

  2012/09 2013/09 2014/09 2015/09 2016/09 2017/06
(第3四半期)
売上高
(百万円)
1160 978 1004 1048 1043 919
経常利益
(百万円)
72 25 66 133 219 219
当期純利益
(百万円)
9 16 52 89 168 144
1株当たり
配当額(円)
50 50 50 170 350 -
1株当たり
当期純利益(円)
128 246 777 132 251 215

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2012/09 2013/09 2014/09 2015/09 2016/09 2017/06
(第3四半期)
売上高の
前年同期比
- -15.69% 2.66% 4.38% -0.48% -11.89%
経常利益の
前年同期比
- -65.28% 164.00% 101.52% 64.66% 0.00%

 

point<管理人コメント>

2012/9期からの鈍化は不明ですが、売上高は横ばいでそれなりに堅調な動向になっています。
近年は利益を伸ばしてきているのが印象的ですが2016/9期は、売上原価に関して、有償支給案件の減少にともない材料費が減少したことが要因になっているそうです。(※前事業年度に比べて-17.2%減少)
製造サイクルによる影響が業績の大きな変動要因になるようです。
有償支給案件の取引が減少すると売上高が減少し、利益は増加するような業績の変動があるようです。直近の利益増加は、あまり良くない状況を示しているかもしれません。
製造サイクルによる一時的な落ち込みなのか、単純に取引量が減っているのかは、今後の見通しを考える上では慎重に見極める必要がありそうです。

 

 

大阪油化工業の強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 他社で対応不可能であった案件を任されるだけの技術力と信頼がある
    ※数十年の長きにわたり発注を継続している顧客もいる
  2. 精製から加工まで一社完結によるサービスの提供で柔軟な対応ができる
  3. 自社で精製したいという顧客ニーズに対応した小型蒸留装置を販売している
  4. ニッチな市場と技術分野で一定の参入障壁を確立している
  5. 研究開発支援をおこなった顧客からそのまま受託加工の受注も期待できるビジネスモデル

 

 

大阪油化工業の成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 他の精製技術等の周辺サービスへの展開で幅広いニーズへの対応強化
  2. プラントサービス(小型蒸留装置の販売など)の拡大
  3. 広告宣伝費や展示会出店など認知度向上による新規顧客の獲得で売上拡大
  4. 海外展開による売上拡大
    ※現在はまだ海外展開を見据えた人材の育成に取り組んでいる段階。

 

point<管理人コメント>

創業から60年にもなる歴史のある会社です。この分野での優位性を築いているため今後もそれなりに堅調な業績は見込めるかなとおもうのですが、業績などの動向からも急激な成長を見通すのは難しいです。

注目するとすれば、プラントサービス事業(小型蒸留装置の販売など)でしょうか。

 

・2016/9期の売上高内訳
osaka-yuka-kougyou-uriage-uchiwake
2016/9期は、プラントサービス事業の売上はゼロでした。
そして今年度は、2017/6(第3四半期)時点で494(千円)の売上が計上されておりますが、全体の0.1%とまだまだ売上に貢献できるようなレベルではないようです。
詳しくは分かりませんが、2014/7に事業を開始して3年が経過しておりますが、現状ではまだ苦戦しているのかな?と思える状況です。今後の大きな成長要因となりえるのかはまだ不透明です。

 

以下は、事業別の売上高推移になります。
・過去2年+現時点の事業別の売上高推移
osaka-yuka-kougyou-uriage-sekuta
製造サイクルによる取引量の減少が気になるところでしたが、展示会出店、インターネット広告など新規取引先の開拓に注力したことが功を奏しているようで、研究開発支援事業は伸びてきています。
研究開発支援事業はそのまま、受託加工の顧客ともなりえるので今後もそれなりに堅調な見通しに期待を持てる状況かなと思います。

 

広告宣伝など認知度向上によるものなど、営業力を強化して取引量を拡大していく成長余地が垣間見えるものだと思いました。

今後、生産能力の増強が見込まれていますのでそれにともなう受注に期待するところです。

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

私はこの分野に詳しくありませんので専門的なことは分かりません。ただニッチな市場で優位性もあるというだそうなので魅力的な会社だとは思います。ただし創業から60年の歴史があり、それなりの成長を経てきた上で今後の成長性という点でどれだけIPOで人気化するかはよく分かりません。

 

ロックアップもあり、ベンチャーキャピタルによる売り出しも心配がありません。
ジャスダック市場で公開株数もそれほど多くはありませんし、今年のIPO市況はとても良いので悪くないと思います。

 

・2017年で大阪油化工業と同じ規模以上の公開株数だった銘柄の初値一覧

コード 銘柄名 上場 公開株数 公募価格 初値 騰落率
7810 クロスフォー 07/20 1725000 730 1051 43.97%
6175 ネットマーケティング 03/31 1104000 1140 1552 36.14%
6694 ズーム 03/28 725600 1520 2278 49.87%

 

「クロスフォー(ジュエリー)」と「ズーム(電子機器)」はIT以外の分野となっており、それでもここまで初値は上昇しています。

 

これらの状況を踏まえるとIPO市況の良さというだけで、初値の上昇はそれなりに期待してもいいかもしれません。 ※公募割れしないと言っているわけではありません。

 

直近の業績動向に力強さがないなど、ちょっと不安もあるので仮条件の価格や最終的な公募売り出し価格を確認して最終判断するようにしたほうがいいかもしれません。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 野村證券
引受 大和証券
引受 SMBC日興証券
引受 SBI証券

 

IPOが集中している時期なので、抽選で当選しなくてもよいと思っている人でも、IPOポイント目当てSBI証券にだけは応募しておくといいかもしれません。当選後の購入辞退でもペナルティが無いのでとりあえず応募におすすめです。

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんで自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい








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